曹洞宗 常圓山 皎月院

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仏さま 仏教

2022.04.03

お釈迦さま

4月8日はお釈迦さまのお誕生日です

お釈迦さまは

紀元前624年や566年などの説がありますが

紀元前463年に誕生されたという説が強いようです

日本では古くから

「仏生会」とか「降誕会」または「灌仏会」とよばれており、お釈迦さま誕生をお祝いしてきました

明治45年頃より「花まつり」と呼ばれるようになり

春の綺麗な花々で飾られた

花御堂をつくり(誕生された地であるルンビニーの花園をイメージ)その中には

お釈迦さまの誕生されたお姿

右手で天を指差し、左手で地を指した

誕生仏をおまつりします

お釈迦さまは誕生後

七歩歩まれ天と地を指差して

「天上天下唯我独尊 三界皆苦我当度之」

【人は誰でもこの世の中に一人だけであり、何ものにも変わることができない尊い存在である。わたしは苦しむ人々を救うことを第一としよう】

という宣言なのです

お釈迦さまの母親である

摩耶夫人(まやぶにん)は、お釈迦さまを生んで七日目に亡くなられてしまいました

季節

2022.04.01

卯月

はやいもので新年度となる4月を迎えました

本日は朝方までの雨、そしてとても寒い1日となりそうです

 

こちらは108年前の4月1日

プラントハンターである

ウイルソン氏が撮影された枝垂れ桜

お寺の本堂前だったようですが

残念ながら今はもうありません

見事な桜だったのでしょう

 

観音さま

2022.03.31

観音さま

観音さまは、菩薩さまにあたります

仏さまの姿は本当にさまざまです

しかも如来、菩薩、明王、天部までいきますと

その種類は数え切れないほどになります

なかでも菩薩さまで有名な変幻自在の観音菩薩になりますと

私もわかりません

今回は六道輪廻にも関係される六観音でもあります

【如意輪観音】をアピールします

如意輪観音ですが

先ず大きく違うのが

腕(臂ひじ)の数が大きく違うことがわかります

しかもそれが、2.4.6.8.10.12と

とても増えております

これは、皆の願いや思いを叶えたいが為に

増えていってしまったのではないでしょうか

観音さまは如来になるために今なお

精進中なのです

 

 

 

仏さま

2022.03.26

十仏名

曹洞宗の十仏名(じゅうぶつみょう)です

ご葬儀では必ず唱えますが

耳で聞くだけですと

何を言っているのか

全くわからないと思います

【清浄法身毘盧舎那仏(しんじんばしんびるしゃのうふ)

円満報身盧遮那仏(えんもんほっしんるしゃのうふ)

千百億化身釈迦牟尼仏(せんばいかしんしきゃむにふ)

当来下生弥勒尊仏(とうらいあさんみるそんぶ)

十方三世一切諸仏(じぃほうさんしいししふ)

大乗妙法蓮華経(だいじんみょうはりんがき)

大聖文殊師利菩薩(だいしんぶんじゅすりぶさ)

大乗普賢菩薩(だいじんふえんぶさ)

大悲観世音菩薩(だいひかんしいんぶさ)

諸尊菩薩摩訶薩(しそんぶさもこさ)

摩訶般若波羅蜜(もこほじゃほろみ)】

仏さま

2022.03.23

仏華

香華というように

花は香とともに仏前や霊前に捧げるものとして欠かすことができません

季節の花を花瓶に供え仏徳を讃えるためのものでもあります

常花

蓮は清浄な花として尊ばれております

常に生けることができませんので常花としてます

色は金や彩色の2種程で五具足の花としてもいます

蓮の常花には

花につぼみ、開花、実の3種類があります

また、葉も巻葉、中開、全開の3種類

これらは過去、現在、未来の三世を現しており

常に不変の花であるという意味もあります

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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