曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

季節

2021.10.10

寒露

少し遅くなってしまいましたが

10月8日は二十四節気の一つである寒露でした

陰暦では9月の節でして

秋分ののち15日にあたり、現在では10月8日か9日になります。露が寒冷にあって凝結しようとすると言う意味があり、さらに秋が深まっていくのですが、今年は何故かとても日中は暑い日がまだまだ続いてます

10月は台風による自然災害がここ数年多いので、地震と共に不安ですが、先日の地震により改めて備えが大切であると感じました。

間もなく(12日より)總持寺では両祖さまのご遺徳偲ぶ御征忌(ごしょうき)法要が始まります。

 

仏さま

2021.10.05

雪園勝躅

雪園勝躅(せつえんしょうちょく)

菩提達磨大師より法を嗣がれたニ祖慧可大師が、正法を求め達磨大師のいる少林寺を訪ねられる。

真冬の12月9日「夜雪なさけなきがごとし、ややつもりて腰をうづむあひだ、おつるなみだ滴滴こほる。なみだをみるに、なみだをかさぬ」と

様子が残されております。

仏さま

2021.10.05

達磨忌

本日10月5日は達磨さまの御命日です。

赤いだるまや「だるまさんが転んだ」でも馴染みのダルマです。

インドから初めて中国へと禅をお伝えになられました。

震旦初祖(中国禅門の初祖)円覚大師(おくりな)

菩提達磨大和尚

南天竺(インド)の香至国の第三王子としてお生まれになられた菩提多羅(達磨さま)

(兄ふたりは、月浄多羅と功徳多羅)

生まれつきそのお姿は立派であり、更には徳を持ちその才で国をまとめられることができる、それに相応しい王にもなれたとされるが、

お釈迦さまより正法を受け継がれた摩訶迦葉尊者を第一とし、二十七代般若多羅尊者のもと出家され、大法を授かり、険しい道法をいとわず苦難も乗り越え

『滅後六十七載を待って震旦(中国)にゆくべきこと』と

本師の言いつけ通り中国へと渡り正伝の仏法を慧可大師に嗣つがれた

 

曹洞宗

2021.10.01

神無月

10月のスタートは台風です。

太陽暦の今は9月29日が道元禅師さまと瑩山禅師さまの御命日でした。

道元禅師さまは1253年8月28日に俗弟子、覚念の家で亡くなられました。

瑩山禅師さまは1325年8月15日多くの弟子を育てられた法灯輝く永光寺にて62歳(または58歳の説もあり)にて亡くなられました。

瑩山禅師さまのお弟子には特に峨山さまと明峰さま。それぞれ總持寺と永光寺の第2代を継がれ曹洞宗の柱となられました。峨山さまのお弟子も多いですが、そのなかには五哲、二十五哲と呼ばれる素晴らしい弟子が輩出されました。明峰さまのお弟子も数多く、その法系は全国各地へ行き渡っております。

瑩山禅師さまの最後の教えとして

「念起こる是れ病。続かざる是れ病。一切の善悪。すべて思量することなかれ。わずかに思量に渉れば。白雲萬里」と『洞谷記』に記されております。

心の病は執着するおもいであり、心の病は執着する念いが続かないことである。あれこれ、善い悪いにとらわれる思量のはたらきから離れるのがよい。わずかな思量、とらわれに踏みとどまることなく精進するようにと説かれております。

 

 

改修工事

2021.10.01

改修工事

最近の情報です。

須弥壇は焼け焦げた板を使用していたようで、形跡が出てきました。

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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