
2021.07.04
韋駄天 (いだてん)

(住職が彫られた韋駄天)
曹洞宗では、建物や厨房を守る護法神として玄関近くにまつられていることが多いです。
韋駄天という言葉の由来は、バラモン教の神の名から来ています。韋駄天はヒンドゥー教のシヴァ神の二男で、軍神の中でも俊足をほこり、仏法に取り入れられてからは四天王である増長天に従う八代将軍の一角として、仏法や寺院を護る守護神になりました。
韋駄天の説話の中に
お釈迦さまが亡くなられたとき、ご遺骨の一部(歯)を盗んで須弥山に逃げた悪魔を走って追いかけ見事に取り戻したというのです。
ここから足の速い人を韋駄天、早い走り方のことを韋駄天走りというようになりました。
また、韋駄天がお釈迦さまのために方々を駆け巡って食物を集めたとの逸話に由来して、「御馳走(ごちそう)」という言葉ができたともいわれています
2021.07.01
今年も半年が過ぎ去りました。
道元禅師さまの著書に
「坐禅の修行をすることで、思いを手放し執着を捨て
心を空(くう)にすれば
真理と一体となったゆたかな境地が手に入る」
と説かれております。
手放せば手に入る
とは簡単なようでとても深い意味が込められていそうです。
私たちは、どんどん物が増えていってしまわないだろうか?
日常生活に使っている物であったり趣味の物であったりと
私も本やお香関連の物など増えてしまってます。
人は生きている間は、あれもこれも欲しくなってしまいますし
ああしたい、こうしたいという思いにどうしてもとらわれてしまいます。
道元禅師さまは、これらの欲望などの思いを手放すに
【坐禅】
こそが執着から解放されると説かれています。
坐禅に打ち込み雑念を手放しなさい。と
何かをつかんだまま次の何かをつかむのではなく
一度手放してみることです。手放すことでそこに新たに見えるものが違ってくるかもしれません。
《放てば手にみてり》

2021.06.25
白檀(びゃくだん)とは
お香の世界で決まっている香木には
「沈香じんこう」と「白檀ひゃくだん」の2種類がまずあります。
一般的には香木と言いますと
香りのする木を言うようです。
沈香と白檀は、宗教的に最も多く使われてきまして、お釈迦さまの誕生前から使用され、お釈迦さまが亡くなられた際、荼毘に(火葬)ふすさいにも使用されたと言われております。仏教的にもとても大切な香木であり、沈香と白檀をそれぞれ使用しても芳しく、また希少価値も高いものなので今まで大切にされてこられたと思います。(今ではワシントン条約で取引は制限されております)
白檀は、木の全体に芳香があり使用することができる木ではなく(沈香も)芯の部分や根っこの部分のみ芳香があるので、ほんと一部分なのです。しかも、白檀の持っている油分である樹脂が、大切です。香りの強い部分はやはり根っこです。私たちは「根木ねぎ白檀」とも言っております。

これが根木白檀です。
(私が学んでいるお香屋 薫物屋香楽さんのです)
合成的に作られている香料として「サンダルウッド」とも呼ばれております。
私は、お参りのお線香やお焼香の時には必ず使用しておりますので、白檀の香りも、ぜひお参りと一緒に記憶として頭の片隅にと思ってもおります。
あすは、お寺にて除虫菊をメインで使い、他の各種香料を調合して
虫除けのお線香を作ろうかと思っております。
2021.06.21
6月21日は夏至であります。
八王子では、日の出時刻が4時半前後
日の入りも19時過ぎです。
なので夕方の17時はまだまだ暑かった夏至の日でした。
皎月院の本堂基礎改修工事に伴いまして
すべての物を運び出し、
一仏両祖や他の仏さまも暫し御遷座に
22日から本格的に金剛組により着工となります。

何もなくなってしまった本堂はとても寂しい感じがします。


清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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