曹洞宗 常圓山 皎月院

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観音さま

2022.05.13

十一面観世音菩薩

十一面観世音神咒経と言う

お経には

10もの功徳とされる「十種勝利」が説かれております

1.身体が健康である

2.あらゆる仏さまに憶念される(心に留めて忘れずにいてくれる)

3.衣食、財物が自然と備わる

4.あらゆる敵に打ち勝つ

5.慈悲心を起こさせる

6.毒虫や熱病に侵されない

7.刀杖の難に遭わない

8.火難に遭わない

9.水難に遭わない

10.横死しない

また

死と死後の功徳を説かれている

「四種果報ししゅかほう」と言うのには

1、臨終にて仏を見ることができ

2、悪業の報いで赴く地獄などの境地に生ずることなく

3、非業の死を遂げることなく

4、極楽に生まれることができる

曹洞宗 観音さま 仏さま

2022.05.02

十一面観世音菩薩

曹洞宗の専門修行道場であり

大本山永平寺の東京別院である

補陀山長谷寺(ほださんちょうこくじ)

こちらは

(港区西麻布にあります)

徳川家康公の幼馴染であった

門庵宗関(もんなんそうかん)大和尚によって建立され

法堂の本尊さまに釈迦牟尼仏

そして文殊菩薩と普賢菩薩が安置されております

さらには観音霊場としても

観音堂には

三丈三尺もの十一面観世音菩薩である麻布大観音が安置されております

(正徳6年〈1716年〉二丈六尺の観音さまが建立されましたが、昭和20年〈1945年〉戦火にて消失

樹齢600年の楠を10年かけ一本彫りをされ

昭和52年〈1977年〉完成

仏師 大内青圃(おおうちせいほ)の最後の大作となりました

鎌倉の長谷寺(はせでら)同様

左手に蓮華の瓶(水瓶)を持ち

右手には数珠をかけ錫杖を持ち

右足を半歩前進する独特の姿は長谷式と言われております

さらには

観音さまとお地蔵さまの徳を持つとされておれます

高さ三丈三尺で約十メートルなので

木造としては国内最大級の観音さまの像です

ぜひとも渋谷、六本木、表参道

近くへ来たとき、行くときには

参拝へとお寄りください

 

観音さま

2022.04.29

観音信仰

日本での観音さま信仰は

仏教伝来と共に広まっていたと思われます

それは日本が海に囲まれ、海とゆかりが深い仏さまであった事も信仰する由縁であったと思います

 

観音さまの功徳を説かれた『観音経』には

「洪水により流されたり、大海を漂流したとしても観音さまの力を念ずれば船は沈まない浅瀬へと流れ着く」などとして説かれている

「天下三戒壇」とされる(戒律授与の道場)

太宰府の観世音寺、奈良の東大寺、栃木下野の薬師寺

それぞれの御本尊さまは

千手観音菩薩、十一面観世音菩薩、如意輪観音菩薩

とし变化される観音さまである

浅草の浅草寺も有名です

天台宗より聖観音宗に変わっております

 

観音さま

2022.04.26

観音さまの功徳

観世音菩薩の働きを《功徳》と呼び

衆生の私たちの求めに応じ

さまざまな姿に変えて現れる観世音菩薩

如来になる前の菩薩さまとして修行中であり

私たちを苦から救い

《大慈大悲》

悟りの世界へと導くことを誓願されている

あらゆる仏さまの像は

美術品として彫られていのではもちろんありません

発願された方がいて

その方の想いやその存在を汲み

仏師が仏さまを造られる

その願いや想いが含まれているからこそ神秘的であり魅力的であり

自然と掌を合わせてしまうのではないでしょうか

菩薩さまのお姿は

お釈迦さまが出家される前

まだシャカ族の王子であった青年の頃の

美しく着飾られた姿を理想されたともされます

 

 

 

お経 観音さま

2022.04.23

観音さま

観音菩薩が説かれたお経というのは

2つに分けられます

観音さまの由来や功徳をおおまかに説くものと

それぞれに変化された観音さまが個別に説かれたものに

由来や功徳を説かれたお経で有名なものは

『法華経』の第25章の

「観世音菩薩普門品」です

王者や僧侶、女性など

どんな姿へも変化して救いを求めている人を助ける(これが三十三種類なので三十三観音となる)ことを説かれております

「般若心経」も観自在菩薩(観音さま)の言葉から始まるお経で、徳を讃えるお経でもあります

(冒頭より   観世音菩薩である観音さまが、智慧の完成の道を行じた時、物質的と精神的のすべては空であると明らかにされすべての苦厄を除かれた)

他にも「延命十句観音経」もあります

〈聖観世音菩薩〉

初めて知りましたが

観音さまの前世のゆかりを説かれている経典があるようで

『観世音菩薩授記経』や『悲華経』のようです

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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