曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 一歩の会

お香 一歩の会

2024.03.20

春の禅のつどい

今年度最後の青年部一歩の会でのイベント

今回は前半は坐禅

そして後半は香習会をおこないました

私は香司として

参加者の皆さまに、お香とは、そして仏教との関わり、供養にはお香が必要不可欠であると伝え

各香原料の常温と燃やした時の香りの違いなど聞いてもらいました

そして最後にインドマイソール老山白檀メインの匂袋を製作していただきました

匂袋の袋を選ぶところから楽しそうにされていました

この2年間青年部を通して天然のお香の薫りを聞いてもらえて本当に良かったです

 

一歩の会

2024.03.03

三猿のストーリー

日光東照宮の三猿は有名ですが

ちゃんとストーリーがあります

まずは誕生です 母猿の隣に子猿が座っています

側にはビワの実がありますが、

子猿が実のりある人生であるようにということです

次に三猿です

幼少期の好奇心旺盛な子供には

悪いことを「見ざる、言わざる、聞かざる」で

すくすくと成長するということです

次の三枚目は青年期、ひとり立ちする場面です

母から離れ、これから1人で進んでいく期待と不安がこのような固い表情になっているようです

四枚目は、二匹が共に上を向いています

新たな人生を歩める友と出会い、未来を考え大きな志しを持ち一緒に努力して歩んでいこうとする様子のようです

五枚目は

うまくいっていた人生ではあったが、誰しもが一度は経験する思いどおりに行かないこと、挫折です

ですが、落ち込む友へ慰め励ます友

もう一匹の猿は、挫折という崖を飛び越え先に進もうとする姿をたくましく表しています

六枚目からは側面になります

好きな相手が見つかり

どうしたら仲良くなり付き合うことが出きるのか

こちらは恋のぎこちなさ、告白ができずに悩む姿を表しているようです

恋愛も大切な人生の経験です

七枚目は共に人生を歩む相手との物語を表しています

荒れた波の上にいます

人生の荒波を二人で乗り越えようと決意に満ちたようにも見えます

そして最後の八枚目は

結婚され妊娠中の様子です

妊娠され母として、子供の親として未来を想像しているようにも見えます

この八枚でぐるりと一生を表したストーリーになり

また一枚目へと続くように描かれています

 

平成の大修理によってとても色鮮やかになっていました

一歩の会

2024.03.03

日光東照宮

先日、

青年部一歩の会にて

小学6年生以来の

日光東照宮へ参拝研修をしてきました

 

 

有名な神厩舎(しんきゅうしゃ)の三猿

「見ざる、言わざる、聞かざる」(幼少期は、周りの影響を受けやすいので、世の中の悪事を見聞きせず、悪い言葉を使わず、良いものだけを与えようという戒めを、表しています)

三猿は有名ですが、

彫刻された猿の画は8枚あり、人生、ストーリーが画かれております

パワースポットから

国宝陽明門

 

お香 ご案内 一歩の会

2024.02.23

お香の調合

今回は青年部一歩の会で部屋香を調合しました

来月14日に一歩の会にて

「禅のつどい」を開催致します

坐禅と匂袋(白檀をメイン)製作です

ぜひお香の素晴らしさ、そして天然のお香の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか

参加ご希望の方は

kougetsuin.koryu@gmail.com

または私09026321267

までご連絡ください

仏教 一歩の会

2024.02.16

涅槃会3

涅槃図の⑤の満月

令和6年2月15日は半月でした

お釈迦さまの誕生や出家、成道、サールナートでの説法、どれも8日のようです

入滅の涅槃がなぜ満月の15日であったのか

大般涅槃経によれば

15日の月は満々として欠けたところがないように満ちている

お釈迦さまも大涅槃に入って少しの欠滅もない

この意味を表すために15日に入滅を選んだのであるとされてます

今年も一歩の会のメンバーと

皎月院にて涅槃会の法要を厳修致しました

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

カテゴリー

最新の投稿

アーカイブ