曹洞宗 常圓山 皎月院

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その他

2024.07.02

人権と災害

今年度の曹洞宗における学習テーマとして

毎年自然災害によって多くの人命が脅かされております

元日の能登半島地震より半年が経過しましたが、今なお再建が思うように進まず困難が続いております

今後も起こるかもしれない自然災害

それが自分の身に起こるかもしれません

 

私たちにできることとして覚えておきたい基本理念

まずは被災者は、尊厳のある生活を営む権利があり、支援を受ける権利がある

災害による苦痛を減らすために、実行可能なあらゆる手段をとらなければならない

 

被災者の権利を守るための4つの原則があります

・人々の安全、尊厳、権利の保障を高め、人びとを危害にさらさない

・ニーズに応じた支援を、差別なく受けられるようにする

・身体的または精神的な影響を受けた人々の回復を支援する

・自らの権利を主張できるようにする

 

話を聞きますと、給水の次に大切なのは

トイレの問題 それは衛生面とプライバシーです

特に女性への配慮です

また特に気にしなければならないことを今日改めて学ぶことが出来ました

それは子供の行動に対してしっかりと見守るということです

子供は自分でどのようにしたらストレスを発散できるかわかってません

ですので、急に声をあらげたり、「津波あそび、地震あそび」として行動を起こすようです

そのような時には、そばで寄り添うことが何よりも大切です

そして

~心理的応急処置として

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このように学ぶことは出来ますが

被災者となった立場でいざ出来るのか

早くの復興を常に願います

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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