曹洞宗 常圓山 皎月院

その他

2024.03.21

水俣へ

今回は熊本県水俣市へ研修

④の湯の児温泉を宿に

百間排水口、水俣病資料館

①のエコパーク水俣(水銀ヘドロ埋立地、魂石、慰霊碑)

茂道(漁村集落)へと

水俣病の事について

発生と原因、その背景など学んだ

祖父母、両親が水俣病患者であった杉本さんより

当時の事を実際に聞くことができました

水俣病の発症により、病気の辛さ怒りもあるが、何よりも「患者に対する差別です」が最も辛かったと両親が話されていたと

それは、人間としての尊厳や絆の崩壊(地域や社会からの隔離、さらには友人や親族からの差別)である

水俣病は日本の高度経済成長時であり、環境破壊の問題よりも私たちがより良い暮らしがしたいと願った欲の表れでもありました

今も考えなければならない

環境破壊と差別

経済の成長の中には必ず環境破壊が今も起こっているのです

この碑には(1977年)

枯渇で水不足の御所浦町6千人のために

水俣市より対岸へまでの12.8キロを

海底送水管を通して水を送られたと

感謝の言葉が書かれております

 

百間排水口

 

当時のチッソ工場

 

水銀ヘドロ埋立地

何年間後には

無くならない水銀がコンクリートの亀裂から排出しないようにコンクリートでまた補修していくのだという

決して環境は復元されているとは思いません

 

お香 一歩の会

2024.03.20

春の禅のつどい

今年度最後の青年部一歩の会でのイベント

今回は前半は坐禅

そして後半は香習会をおこないました

私は香司として

参加者の皆さまに、お香とは、そして仏教との関わり、供養にはお香が必要不可欠であると伝え

各香原料の常温と燃やした時の香りの違いなど聞いてもらいました

そして最後にインドマイソール老山白檀メインの匂袋を製作していただきました

匂袋の袋を選ぶところから楽しそうにされていました

この2年間青年部を通して天然のお香の薫りを聞いてもらえて本当に良かったです

 

趣味

2024.03.20

日本人対決

今日からアメリカメジャーリーグが韓国にて開催されました

大谷選手、山本選手所属のドジャースvs

先発登板ダルビッシュ有選手、松井選手所属のパドレス

とても見応えのある良い試合です

大谷選手は盗塁に初ヒットに打点

ダルビッシュ有選手も球数が多くなってしまいましたが

ドジャースを抑えたナイスなピッチング

松井選手も緊張感ある中継ぎを0点に抑えました

明日は山本選手が投げるので、また楽しみです

 

季節

2024.03.11

3.11

本日は東日本大震災から13年

死者行方不明2万2千人以上

 

 

一歩の会

2024.03.03

三猿のストーリー

日光東照宮の三猿は有名ですが

ちゃんとストーリーがあります

まずは誕生です 母猿の隣に子猿が座っています

側にはビワの実がありますが、

子猿が実のりある人生であるようにということです

次に三猿です

幼少期の好奇心旺盛な子供には

悪いことを「見ざる、言わざる、聞かざる」で

すくすくと成長するということです

次の三枚目は青年期、ひとり立ちする場面です

母から離れ、これから1人で進んでいく期待と不安がこのような固い表情になっているようです

四枚目は、二匹が共に上を向いています

新たな人生を歩める友と出会い、未来を考え大きな志しを持ち一緒に努力して歩んでいこうとする様子のようです

五枚目は

うまくいっていた人生ではあったが、誰しもが一度は経験する思いどおりに行かないこと、挫折です

ですが、落ち込む友へ慰め励ます友

もう一匹の猿は、挫折という崖を飛び越え先に進もうとする姿をたくましく表しています

六枚目からは側面になります

好きな相手が見つかり

どうしたら仲良くなり付き合うことが出きるのか

こちらは恋のぎこちなさ、告白ができずに悩む姿を表しているようです

恋愛も大切な人生の経験です

七枚目は共に人生を歩む相手との物語を表しています

荒れた波の上にいます

人生の荒波を二人で乗り越えようと決意に満ちたようにも見えます

そして最後の八枚目は

結婚され妊娠中の様子です

妊娠され母として、子供の親として未来を想像しているようにも見えます

この八枚でぐるりと一生を表したストーリーになり

また一枚目へと続くように描かれています

 

平成の大修理によってとても色鮮やかになっていました

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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