2021.11.06
真言宗も平安時代の初期になるのですかね
816年空海が高野山金剛峯寺を開いた宗派になります
中国での真言宗は
4世紀頃にインドで生まれた蔵部密教は7世紀頃に完成され
8世紀頃に唐へ伝わり最盛期となります
804年に空海が唐へ行き
長安(西安)の青龍寺の恵果(けいか)から密教のすべてを受け継がれて帰国され高野山の金剛峰寺を開かれます
嵯峨天皇より教王護国寺(東寺)を与えられ道場とされます
密教は秘密の呪法があり
(私はもちろん全くわかりませんが)
仏さまの摩訶不思議な世界を知る教えを言います
その中の『四種曼荼羅』がありますが
1、宇宙の全体を表わす「大曼荼羅」
2、宇宙のさまざまな現象物で構成される「三昧耶曼荼羅さんまやまんだら」
3、宇宙の現象と言葉をしめす「法曼荼羅」
4、宇宙の活動作用を表わす「羯磨曼荼羅かつままんだら」
これらのことを通して私たちを救う
大日如来さまです
その境地に至るために私たち日々修行するのかもしれません
曹洞宗は『修証一如』です
修行も悟りも同じなのです
2021.11.05
平安時代の初期
桓武天皇が平安京へ遷都されたことで
南都六宗とは異なる仏教を模索された
そこで最澄が唐へ行き
天台宗の教え、戒、律、禅、密教等の教えを学び
806年に比叡山延暦寺に天台宗を開かれた
中国の天台宗は、6世紀末に中国の浙江省の天台山で
智顗(ちぎ)と言う僧侶によりはじめた教えの修行が行われる。その教えの中心とは
『法華経』です
「一切衆生 悉有仏性」(いっさいしゅじょう しつうぶっしょう)
【すべての生きとし生けるものは 仏になる仏性をそなえもっている】
と説かれてきました
法華経が説かれる以前は
限られた人しか悟りを開くことができないと
されてこられていたかもしれません。
平安時代、鎌倉時代と天台宗は
総合仏教としての性格があったので(四宗相承ししゅうそうじょう)多くの僧侶が修行され
天台宗を基盤に新仏教が誕生されました
2021.11.03
道元禅師さまが永平寺にて詠まれたとされる一句です
『都には もみぢしぬらん 奥山は
昨夜(ゆふべ)も今朝も あられ降りけり』
【京都にはすでに時雨(しぐれ)がたびたび来て
紅葉が見頃となっているところだろう。ここ永平寺は昨夜も今朝も霰が降ったのであるから】
京都にいた道元禅師さまが、山奥の永平寺より想いを寄せている様子なのかと思います
今年はまだ暖かいです。
昨年の今頃は、柚子を半分以上収穫しておりました。
今年はまだまだ霜もありません。実の付き方は少ないようです。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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