曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2019.02.26

『萬里一條鉄』(ばんりいちじょうのてつ)

大意
どこまでも果てしなく続く一枚の鉄のこと。
混じり気のなしの平等一色の世界。
尊い仏性の象徴。

名古屋 愛知尼僧堂
青山俊董 老師 書

禅のことば

2019.02.24

永平寺仏殿(ぶつでん)

永平寺は、皎月院などの寺院などとは異なり
仏殿があります。
永平寺の仏殿には、過去、現在、未来の三世仏の形容をとり
正面に釈迦牟尼仏、向かって左に阿弥陀仏(過去)、右に弥勒仏(未来)を
まつってあります。これは、
中国は天童山景徳寺の仏殿の本尊に形式をとられております。
1902年に新築され、正面には、50世玄透禅師の直筆
「學皇寶殿」の額が掛けられております。
「學皇」とは「覚王」とも書きます。
また、覚者の王という意味なので、
覚者とは、真理を覚った者
「仏陀」お釈迦さま、釈迦牟尼仏を言います。


禅のことば

2019.02.23

永平寺勅使門(ちょくしもん)

正門を真っ直ぐに進んだ先には
普段は閉まっていますが、勅使門があります。
この門は永平寺の象徴とも言え、写真や絵にも描かれており、
多くの人に親しまれています。
1839年に再建されたものですが、
額には永平寺の山号「吉祥山」という字が書かれ
永平寺50世の玄透禅師さまによるものだそうです。

禅のことば

2019.02.19

永平寺の山門

永平寺で最も古い建物である山門。
現在の五間三戸の楼門は、1749年造立である。
『日本曹洞第一道場』の額がかかってます。

永平寺は
1297年、1340年、1473年、1574年、1641年
1714年、1786年、1833年、1879年の前後10回も
実は火災にあってるそうです。

山門の中に額かありますが、

この額は、もともとは、道元禅師さまのご真筆であったようですが、
1473年の火災で焼失してしまったようです。
『諸佛如来大功徳 諸吉祥中最無上
諸佛ともに来ってこの処に入る
この故にこの地最吉祥』
二祖国師孤雲懐奘禅師(にそこくし こうんえじょうぜんじ)さまの
作とも云われております。

《吉祥山 永平寺》
まことめでたくてとこしなえに 平和な寺であるように

禅のことば

2019.02.17

永平寺正門

永平寺の正門の門柱
『杓底一残水 汲流千億人』
(杓底の一残水 流れを汲む千億人)

二句の揮毫し、門柱に刻まれた字は
永平寺七十三世熊沢泰禅禅師によるものです。
実は、「正門に題す」という一偈があったようです。

『正門は宇宙に当たる 古道紅塵を絶す
杓底の一残水 流れを汲む千億人』

これは、物を水を大切にしなさいと述べられており、
また、道元禅師さまの 「作法これ宗旨なり、得道これ作法なり。」
という教えや想いも加わっているそうです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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