曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2016.06.15

洗心

洗心(せんしん)

文字どおり「心を洗う」ということです。

お釈迦さまは「過ちを悔い改め、善いことをしつづけていれば、これまでの罪は日ごとに消滅して、ついには道を得ることができる」と、

私が悪かった。ごめん。となかなか言えないこともありますよね。

こころのおよぼす力は、自分の人生を変えるばかりではなく、周囲の人たちにも影響を与えてしまいますものかも知れません。

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皎月院の池の睡蓮です。

禅のことば

2016.06.14

雲版

雲版(うんぱん)

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高い所に吊るされているこちらは雲の形を模しているので「雲版うんぱん」と呼ばれます。主に食事の合図や、坐禅の終りを告げるために鳴らし、そのシーンによって回数やタイミングが定められております。同じ雲版なんですが、打つ時間などにより、長版(ちょうはん)・下鉢版(あはつばん)・火版(かはん)・小開静(しょうかいじょう)・大開静(だいかいじょう)などの名前が変わります。なので修行に行った当初は頭が混乱 大変でした。
「雨をもたらす雲」と捉え、鎮火・防火の象徴として寺院や修行道場の台所である庫裡(くり)・庫院(くいん)に掛けられることが多いのですが、皎月院にはありません。

こちらは瑞龍寺さまのです。

禅のことば

2016.06.07

坐禅2

坐禅では

〈調身 ちょうしん〉

背筋を伸ばして身を調える。

〈調息 ちょうそく〉

ゆっくりと息を吐き、ゆっくり息を吸い呼吸を調える。

〈調心 ちょうしん〉

身と息が整えば、自ずと心が調ってくる。

 

煩悩の風に吹かれて揺らめく心の波紋を鎮め、水鏡のように澄んだ水面の心とするように、身・息・心の三つを調えて坐るのです。

 

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禅のことば

2016.06.06

坐禅 ざぜん

曹洞宗の坐禅は「只管打坐」(しかんたざ)

ただひたすら静かに坐ることだけに徹します。

集中力を高められたり、悟りを開きたい。このようには考えずにただ坐ります。

坐禅をすれば何か良いことがあるわけでもなく、何かを得るための手段でもありません。

坐禅をする目的は坐禅なのです。

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皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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