曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2016.07.12

お盆の時期になりました

明日からお盆になりますが、

ご先祖さまをお迎えする気持ち、心で迎えることが功徳のはじまりです。

・どうぞ、今の私たちの幸せな暮らしを見て下さい。

・お盆中は、家族と一緒に楽しく過ごして下さい。

・盆棚のお供えした、たくさんのお供え物を召し上がって下さい。

・仏さま、故人さまの良き思い出を想い起こして下さい。

・子供たち、孫たちが大きくなったことを見とどけて下さい。

・送り火までは、ゆっくりと寛いで下さい。

・ご先祖さまのお蔭で、幸せが続いていることに感謝しています。

・ご先祖さまが残してくれた自然、土地で収穫した物を召し上がって下さい。

・お陰さまで、家族が健康に暮らしています。

この様に多くの感謝を持ってお過ごしいただければと思います。

 

禅のことば

2016.07.11

五観の偈

本日は最後になります。

1〜4つには 「感謝」「反省」「修行」「目的」

五つには 成道(じょうどう)の為の故(ゆえ)に、今此(いまこ)の食(じき)を受(う)く。

意味:私たちは、み仏の説かれた最善の道を歩まんと、今この食事を頂きます【誓願(せいがん)】

 

この『五観の偈』は、僧侶が自分の修行の深浅をはかって、この食物をいただく価値があるかどうかを反省して、修行を怠らず進めていく意味をもつものでありますが、一般の方々の日常生活にも適切な教えでありますので、深く味わっていただきたいと思います。

禅のことば

2016.07.11

五観之偈 続き

前回の続きをさせていただきます。

2つには〜までは前回を是非見てください。

それでは〜

三つには  心(しん)を防(ふせ)ぎ過(とが)を離(はな)るることは、貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。

意味:人を誤った道に陥れる、いかりや貪(むさぼ)り、そして真実の道理にかなわぬ偏見や邪見を離れ、仏の導きにかなった安らかな心を保つために、この食事を頂きます。  【修行】

 

四つには  正(まさ)に良薬(りょうやく)を事とするは、形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。

意味:私たちの意志と行為を支えるこの体は、食事なしでは枯れしぼんでしまいます。今、正に優れた薬を服(ふく)するが如(ごと)くに、この食事を頂きます。  【目的】

 

最後の5つめは次回に(笑)

 

 

禅のことば

2016.07.09

五観之偈

お食事をいただく前にお唱えします『五観之偈(ごかんのげ)』がございます。

 

一つには、功(こう)の多少を計り、彼の来処(らいしょ)を量(はか)る。

意味:これから頂戴するこの食事が、どれだけ多くの労力に支えられ、また如何なる経緯を経て我がもとに至ったかよくよく思慮し、感謝して頂きます。  【感謝】

 

二つには、己が徳行(とくぎょう)の、全欠を忖(はか)って供に応ず。

意味:この尊い食事を頂くにあたり、自らの行為がそれに見合ったものであったかどうか、み仏の教えに照らし、十分な反省をもって頂きます。  【反省】

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五つございますが、次へ

 

禅のことば

2016.07.06

南無(なむ)

今日は7月6日。南無(なむ)の日では?

南無とはサンスクリット語のナモーの音写です。また「帰命」という意味でもあります。命をなげ入れる。または帰依、信仰するという意味で良いです。

ですので、『南無釈迦牟尼仏』と私たち曹洞宗では皆さまに対して、掌を合わせてお唱えしましょうとお伝えしておりますが、

「これからもお釈迦さまを信仰します。教えを信仰してまいります」

になります。これからも皆さまどうぞお掌を合わせ、お唱えください。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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