曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

ご案内

2019.03.09

新規 看板

皎月院入口の看板が新しくなりました。

ご案内

2019.03.05

忠魂碑

お寺へ登る坂道脇に
忠魂碑があります。
(戦争や事変に出征し戦死した、
地域出身の兵士の記念のために製作された記念碑)

手入れが全くされなくなり
10年は経過されていたのではないだろうか?
うっそうと茂み、誰も脚を踏み入れられないほどに。。
八王子市と連絡を取り
昨年から少しずつ刈り込み
この度は、枝の剪定、木の伐採に入りました。
お墓参りに来られる際には
気をつけてお通りください。
お彼岸頃にはとても明るく見通しも良いかと思います。


H31.3/5

季節

2019.03.03

ひなまつり

本日は3月3日ひなまつり 桃の節句です。
日本には五つの節句があります。
1月7日の「人日(じんじつ)」
3月3日の「上巳(じょうし・じょうみ)」
5月5日の「端午(たんご)」
7月7日の「七夕(たなばた)」
9月9日の「重陽(ちょうよう) 」
となっております。
この節句は、
もともと平安時代の貴族の間で、
季節の節目に自分自身もリフレッシュする
という意味があるされていたそうです。

桃の節句は旧暦での話ですが、
この時期(4月)には桃の花が咲くからだと思います。

今年は例年よりも暖かい日が多いかと思います。
そのため、サクラや梅の花も咲き始めており、
植物や生き物の生命をとても感じることができます。

禅のことば

2019.03.02

法喜禅悦

法喜禅悦(ほうきぜんえつ)

永平寺の大庫院(だいくいん)調理場
韋駄尊天前の上に
『法喜禅悦』の額があります。
法喜とは、
「聞法歓喜」の略です。
仏法を聞き、
仏法の教えの中に生きることを喜ぶことを言います。
禅悦とは、
「坐禅悦楽」の略です。
全身心を坐禅三昧に打ち込んで
生活することの悦(喜び)を言います。

食事の前には唱える偈文があります。
「若飲食時 当願衆生 禅悦為食 法喜充満」
(にゃくおんじきじ とうがんしゅじょう
ぜんえついじき ほうきじゅうまん)
《もし飲食するときは、もろびとが、禅定の悦びを食として、
法に対する喜びで満たされるようにと願わなければならない。》

禅のことば

2019.03.01

跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)


こちらの写真は福井県大野市にあります
宝慶寺の跋陀婆羅菩薩さまです。

浴室の入口には跋陀婆羅菩薩を安置しております。
入浴の前後に
三度のお拝。五体投地します。

なぜ浴室に安置されているのか。
これには、
『大佛頂首楞厳経』(だいぶっちょうしょりょうごんきょう)に
「跋陀婆羅菩薩とその同伴の十六の菩薩は、僧のゆみあみする時に、例に随って入室し、たちまち水によって悟りを開いた」
とのことが書かれております。その故事によるものだと思います。

また、『香水海』の額もかかっております。
香水海とは、
インドの伝説によれば、この世界は、須弥山を中心に
九山八海がとりまき、そのまわりを太陽や月がめぐり、六道や諸天はその外だと言われていたそうです。
で、私たちの住んでいる世界の海以外の七海をさしているそうですが、
七海はわかりません。
ですが、七海には八つの功徳が具わっているようです。
(甘く、冷たく、やわらかく、軽く、清らかく、無臭で、飲むときなどを損なわず、飲んだあと腹を痛めず)
これらの八つの功徳のようなありがたい水に入浴できるからなのかとも思います。

偈文としては
『沐浴身体 当願衆生 身心無垢 内外光潔』
(もくよくしんたい とうがんしゅじょう しんじんむく ないげこうけつ)
今湯浴みをして身体を洗うことによって、私はまさに願う。
諸人とともに身も心もけがれなく、内も外も清らかに光り輝きますように。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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