曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

ご案内 季節

2019.04.30

皎月院

平成最後の日となりました。
皎月院は
1576年に創建されましたので、
443年が経ちました。
平成から令和へと年号が変わりますが、
私たちが思うことはやはり1つだと思います。
それは、
道元禅師さまが名前をつけられた
「吉祥山永平寺」 永久の和平
とも重なるかとも思います。

7-80年程昔の写真かと思いますが、
良い写真が見つかりました。

禅のことば

2019.04.27

先代住職と椎茸

先代の住職 泰明老師は
恩方地域椎茸栽培の先駆者とも
聞いておりましたが、
昔の桜の写真を探していたところ
名刺を発見。
研究所の所長でもあったようです。

仏教の世界観、人生観の特徴は三宝印(さんぼういん)といわれます。
三宝印とは、
諸行無常(しょぎょうむじょう)
諸法無我(しょほうむが)
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
をいいます。
諸行無常とは、
いろいろな縁の和合によってつくられたもの(諸行)は
何一つとして恒常な存在ではない(無常)ということです。
無常と聞くと私は、
『平家物語』の冒頭のを思いつきます。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」とありますが、
なんだか寂しく暗いイメージにもなりますが、
もののあわれやはかなさという無常観ではなく、
つぼみが開き美しい色とりどりの花が咲いたり、
産まれてきてくれた子供が成長してゆくことも無常なことであります。
形あるものは必ず滅していきますが、
同時に新しい生命誕生や成長をも意味します。
なので、後悔のない充実した生き方を心がけ
毎日精進努力しなければならないのですね。
先代住職のように
改めて世のため人のために尽くしてまいりたいです。

季節

2019.04.27

皎月院の境内には
とても素晴らしい桜がありました。

この桜の写真が他にも残っていないのかと
少し探してみました。
1枚だけですが発見しました。

今現在は、桜の隣に植わってました
椿のみとなってしまいました。

禅のことば

2019.04.27

通身眼

【通身眼】つうしんげん


金沢 大乗寺専門僧堂 東隆眞老師 書

通身眼とは、
からだ全体が眼であるという意
物を観るとき、全身のはたらきが眼に集中する。
この時まさに全身が眼となる。
さらに眼なくして見、耳なくして聞くといった
真の自在の境地は、無心のはたらきともいえる。

行事

2019.04.16

托鉢

先日は八王子仏教会青年部にて
熊本地震の復興支援として
托鉢をさせていただきました。
私たちの曹洞宗では毎年恒例の歳末助け合いとして
させていただいておりますが、
仏教会として
させていただくのは初めてのことでした。
2016年4月14日から
3年目。
震災復興はまず忘れないことが大切かと思います。

これからも支援活動をしていきたいです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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