曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2019.12.08

成道会

本日は、臘月八日
成道会を青年会
一歩の会会員で
法要をとりおこないました。

お釈迦さまは29歳で出家し
瞑想や苦行、さとりに有効と思われる修行方法を
徹底的に試みましたが、最終の目的には達することはできませんでした。
六年間の苦行よりも先人が誰も試みなかった新しい道を
歩もうと決意され
菩提樹の下で坐禅の修行に入られ12月8日早朝、さとられました。
これを『成道』といいます。

お釈迦さまの生涯を貫いた教えは
「この世は無常である」
ということであり、最後まで多くのお弟子を気遣い、正しい道理を明らかにし
苦から脱するように説かれました。
お釈迦さまは
「縁起」とは縁(よ)りて起(お)こる。
他と関係なしに単独で存在するものはなく、必ずいろいろな原因や条件によって
成立している相互依存の世界を表現しているのです。
・諸行無常 この世のすべてのものは常に変化している
・諸法無我 変化しない存在はなく、他のものとまったく関係を持たないものはない。
・涅槃寂静 毎日の生活を正しく精進努力し、諸行無常、諸法無我を理解しこころ静かに過ごす。

令和元年も残りわずかですね。
私はコツコツと大晦日にむけて掃除を考えてます。

禅のことば

2019.12.07

坐禅

明日12月8日は
『成道会』です。
お釈迦さまが
仏と成る道を得た
「成仏得道じょうぶつとくどう」
日である。
仏教徒にとってとても大切な日です。
お釈迦さまが、
坐禅をされながらお悟りを開かれたように
私たちも坐禅をし、
お釈迦さまの教えを慕い
調身 今の身体を調える
天地とのつながり
調息 今の呼吸の状態
空気とのつながり
調心 今の心の状態
五感とのつながり
静かに只坐る
これらのつながりにもとづく自己に目覚めましょう

禅のことば

2019.12.02

師走(しわす)

とうとう令和元年
最後の月となりました。

我と大地有情と同時成道す
(われとだいちうじょうとどうじじょうどうす)
『永平広録』(道元禅師さまが書かれた書物)

これは、お釈迦さまのお悟りのはじめの言葉として
残されており、
仏道の大切な御教えであります。
「天や地も施し、天候、天気も施し
川や海、水も施し、草木、植物も施し、
動物や昆虫も施し、人間も施す。施し合いなのです。」
大自然そのものの存在が、
お互いの恵みであり、
お互いに生かされ、生かされつつ
お互いに差さえあっている。
お釈迦さまの慈悲とは、
全ての衆生の苦しみに寄り添い、
支え見守っている。
ということです。

12月1日より8日まで
坐禅期間として『臘八摂心』
が始まってます。
お釈迦さまが悟られたのは
12月8日の朝方です。

禅のことば

2019.11.21

瑩山禅師 降誕会

遅くなりましたが
本日の
11月21日は
太祖常済大師
瑩山禅師さまのお誕生日です。
青年会の一歩の会
会長のご長女さまが
只今産まれました。

おめでとうございます。
ゴロの良い
良い夫婦
ではなく
更に嬉しい
瑩山禅師さまのお誕生日✨
おめでとうございます。

今日11月21日は、
曹洞宗の大本山總持寺を開かれた
瑩山紹瑾禅師(1264~1325)のお誕生日とされ、
太祖降誕会としています。

青年会50周年とあわせすぎてる会長に
笑って
やったな~と伝えさせていただきました(笑)

禅のことば

2019.11.20

跋陀婆羅菩薩

浴司(よくす)とは
お風呂の事です。

私たちは修行中
入浴前後には必ず三度のお拝(床に頭をつける)をします。
礼拝の対象が

こちらの跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)です。

跋陀婆羅菩薩は、
もとはインドの修行者で
「バドラーパーラ(賢護、善守の意)」といいます。
お風呂の供養を受けた際に、
水によって悟りを開いた事から
禅宗では、
浴司の前に安置されています。

入浴の偈(三度お唱えします)
「沐浴身体 当願衆生 身心無垢 内外光潔」
(もくよくしんたい とうがんしゅじょう しんじんむく ないげこうけつ)

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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