曹洞宗 常圓山 皎月院

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お経 観音さま

2020.07.21

現世利益の仏さま 観音経6

観音さまは、怖れや災難や困難に陥っている衆生を不安や恐れを取り除く存在のため、娑婆世界では「施無畏者(せむいしゃ)」と呼ばれています。「無畏」とは、不安や恐れのない状態のことを言います。

無盡意菩薩は、自分の首にかけていた金銀や宝石がちりばめた飾りを観音さまに差し出されましたが、観音さまは受け取りません。

お釈迦さまが観音さまに、この首飾りの施し供養は、無盡意菩薩や出家、在家の修行者や、天人龍神夜叉乾闥婆や阿修羅迦楼羅(かるら)緊那羅、摩睺羅伽やすべての生き物の心をくみとり首飾りを受け取るのです。と

観音さまは、その首飾りを受け取るや二つに分け、一つはお釈迦さま、もう一つは、多宝仏塔に捧げられました。

観音さまは、自由自在の力を供え持っているのでこの娑婆世界にも来ることができるのです。

無盡意菩薩はこの後の偈にて長行の内容のことを繰り返し要約したりされて述べております。

観音さまの名前と一心に称える功徳。

「念彼観音力」の言葉による十二難からの救済。

観音さまへの礼拝の勧め。

最後に地持菩薩(お地蔵さま)が観音さまの徳を讃えます。

そしてお釈迦さまが観音さまの教えを説き終えると

多くの集まっている人々が皆正しい道、悟りを求める心を起こしたのです。

 

 

お経 観音さま

2020.07.18

現世利益の仏さま 観音経5

無盡意菩薩が、観音さまはどのようにこの世に現れて、どのように教えを説いてくださるのですか?

という質問にお釈迦さまは、

観音さまは、願いを聞いてそれを叶えるだけではありません。

三十三通りのさまざまな姿になって、どこへでも救済に来て下さるのです。

 

①佛

②辟支仏(びゃくしぶつ)ほとけの教えによらず独力で悟られた者

③声聞(しょうもん)大乗仏教が小乗とおとしめて呼んだ修行者

④梵王(ぼんのう)梵天

⑤帝釈(たいしゃく)

⑥自在天 ⑦大自在天

⑧天大将軍 ⑨毘沙門天

⑩小王 ⑪長者 ⑫居士(在家の修行者)

⑬宰官 ⑭婆羅門(ばらもん)

⑮比丘(びく)男性の出家修行者

⑯比丘尼 女性の出家修行者

⑰優婆塞(うばそく)男性の在家仏教徒

⑱優婆夷(うばい)女性の在家仏教徒

⑲長者婦女 ⑳居士婦女

㉑宰官婦女 ㉒婆羅門婦女

㉓童男 ㉔童女

㉕天(天人) ㉖竜 ㉗夜叉 ㉘乾闥婆(けんだつば)

㉙阿修羅  ㉚迦楼羅(かるら)

㉛緊那羅(きんなら) ㉜摩睺羅伽(まごらが)

㉝執金剛(しゅうこんごう)

(聖観音菩薩 右足が少し前であり親指が少し浮いております。なぜでしょうか??)

 

このように三十三もの姿となって人々を悟りへと導いております。

ですから皆さまは、一心に観音さまを敬い大切にしなければなりません。

 

親指が浮いているのは、私たちをすぐにでも救おうという意志の現れだそうです。

お経

2020.07.15

現世利益の仏さま 観音経4

『法華経』

【観世音菩薩普門 第25】

観世音菩薩

一心にその名を称え、心に念じたのなら

観世音菩薩がそれを聞きどんな苦しみも取り除いてくれる。

「三毒」のつぎに

子宝を授けてくださる仏さまとして観音さまはとても信仰されておりますが、

それは

もし、男の子が欲しいと望むのであれば、一心に観音さまを拝み敬うのであれば、必ず利口な男の子が産まれ、一生しあわせに暮らせるようになるでしょう。

また、女の子が欲しいと望むのであれば、前世で善い行いをすることです。その行いにより、誰からも慕われ愛される子が産まれるでしょう。

さらに続いて観音さまの功徳や福徳は無量無辺の利益があると例え話と共に、無盡意菩薩にお釈迦さまが語られております。

 

「数え切れない程の多くの菩薩さまがいますが、(一生かかっても施しきれないほどに)それぞれに飲食や衣服、寝具や医薬品を施すことは功徳があるのでしょうか?

もちろん功徳はあります。(無盡意菩薩)

その通りですが、この行いの功徳を大小で言い表すのは無限に近くとても言い表せません。

同じ功徳として観音さまを一心に供養敬う利益も同じ功徳を受けることができるのです。」

 

 

この後には、救う相手によって相応しいお姿になって私たちを救う言葉が続いていきます。

それが三十三応身です。

 

 

 

 

お経

2020.07.15

現世利益の仏さま 観音経3

『法華経』

【観世音菩薩普門 第25】

観世音菩薩

一心にその名を称え、心に念じたのなら

観世音菩薩がそれを聞きどんな苦しみも取り除いてくれる。

「七難」のつぎは

「三毒」です。貪瞋癡(とんじんち)

【貪欲・瞋恚(しんに)怒り・愚痴】

から解放されることを解いております。

貪では、婬欲が説かれております。

もし性欲のために悩んでいる人がいるならば、観音菩薩を心に思い浮かべて、敬うのであれば、ひとりでにその性欲から心が離れ悩むことがなくなるでしょう。

瞋(じん)では、何かにつけて怒りを感じ、それによって自分自身をしめつけているのであれば、観音さまを思い浮かべ敬うのであれば、怒りが起こらなくなるでしょう。

痴では、愚かなことを考えてしまう人がいたのならば、観音さまを思い浮かべ敬うのであれば、その愚かな思いがなくなることが出来るでしょう。

 

観音さまを心に敬うのであれば、三毒さえもなくす力があり、御利益もあります。

吉山明兆筆『白衣観音図』

お経

2020.07.13

現世利益の仏さま2 観音経

『法華経』

【観世音菩薩普門品 第25】

 

観音菩薩

一心にその名を唱え、心に念じたのなら

観音菩薩がそれを聞きどんな苦しみも取り除いてくれる。

 

それは「七難」を逃れることである。

続いて、お釈迦さまは観音さまを心に念じたのなら、苦しみの根元であるところの

「三毒」貪瞋癡(とんじんち)

【貪欲・瞋恚(しんに)怒り・愚痴】

から解放されることを解いております。

それではまず「七難」です。

 

①、火難  観音さまの名を受持する者は、たとえ大火の中に入っても焼かれない。

②、水難  大水に流され漂流したとしても、観音さまの名前を称えることで、浅い所に逃れることが出来る。

③、風難  何千万億の生けるものたちが、色々の宝を求めて海に乗り出し、暴風に遭って船が羅刹鬼(らせっき)の国(怖ろしい鬼神のいる所)に漂着しても、観音さまの称える人が船の中に一人でもいたならば、羅刹鬼から逃れることが出来る。

④、刀杖難 人に殺されそうになった時に、観音さまの名前を一心に称えれば、相手の刀や杖が何か所も折れてしまい助かることが出来る。

⑤、悪鬼難 三千大千国土に満ちている夜叉や羅刹が来て人を苦しめようとするとき、観音さまの名前を称えれば、鬼たちは敵意ある眼で人を見ることができなくなり、危害を加えることができなくなる。

⑥、枷鎖難 罪があったとしてもなくても、首枷(くびかせ)、足枷、鎖でつながれていても、観音さまの名前を称えれば、枷や鎖が切れて、壊れてしまい助かることが出来る。

⑦、怨賊難 三千大千国土に賊が満ちているのに、大商人が多くの商人を率いて、お宝を運んで険しい道を進み行く。その中の一人が「怖れることはない。一心に観音さまの名前を称えなさい。観音さまは、生きとし生ける者たちに無畏を施される。もし名前を一心に称えるのであれば、この危機から解放される」といい、皆が声をそろえて「南無観世音菩薩」と。それによって無事をえることができる。

 

 

後半部分の「観世音菩薩普門品偈」では

「念彼観音力」(ねんぴかんのんりき)とは、「彼の観音の力を念じる」と再び記述されており、十三回も出てきます。

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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