曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

行事

2019.02.04

禅といま

本日は
『禅といま』に参加してきました。
本年、11月10日に開催します
一歩の会主催「禅のつどいフェスティバル」にて
講演をお願いしております
藤田一照老師と詩人 谷川俊太郎師との
対談でした。
藤田老師の話もとても興味が湧き、また、
谷川師の詩人としての話もとても良かったです。

立春の本日
心も暖まりました。

季節

2019.02.03

節分

今日は平成最後の節分です。
節分というのは、
季節が移り変わる暦日なので、立春・立夏・立秋・立冬の
「前の日」を意味しております。
ですので、明日は立春なので、暦の上では春です。
明日は特に気温も高く4月の陽気のようですし、
朝方は風も強く春一番のような風速のようですね。
“節分”は、1年に4回有るはずなのですが、
いつか、か“春”だけが尊重されるようになりました。
旧暦の場合1月1日の新年と同時に
立春がやってくる場合が多かったようです。

御詠歌

2019.02.03

大聖釈迦如来涅槃御和讃

昨日の続きです。

2番
双樹(そうじゅ)の沙羅(さら)に咲きみちて
ま白き花は匂(にお)えども
散るを定めの花なれば
はらはら散りてすべもなし

お釈迦さまの入滅される情景を詠まれています。
2本並んだサラの樹(沙羅双樹)の間に、頭を北に向けて横になられ
右脇を下につけ、足の上に足を重ねられました。
その時に、沙羅の双樹はま白な花を咲かせ満開となりましたが、
風もないのに はらはらと散っていきます。
花は散る運命なのです。そして同じくお釈迦さまの命も
諸行無常、是生滅法の教えの通りで、生あるものの運命(さだめ)なのです。

御詠歌

2019.02.02

涅槃(ねはん)

2月15日お釈迦さまは80歳にてご生涯を終えられました。
ご命日を私たちは涅槃会としてお慕いします。

詠讃歌の「大聖釈迦如来涅槃御和讃」では、
一番
拘尸那(くしな)のほとり風おちて
流れはむせぶ如月(きさらぎ)の
望(もち)の月影きよけれど
儚く(はかなく)雲にかげりゆく

この歌詞は、お釈迦さまの亡くなった時の情景と、悲しみを詠んだものです。

インド北部地方のクシナーラにて、夕方の風も止んで
河の流れはむせび泣くように水音を立てています。
重い病いにかかり、死を間近にとさとられたお釈迦さまは
多くのお弟子の前にて遺言を残されます。
満月の清く輝く2月15日哀しくも雲間に隠れてしまいました。


高尾山の仏舎利塔

ご案内

2019.02.01

如月2月

昨夜は雪予報でしたが
うっすらと白くなった程度でした。
ですが、まだまだ地面が潤うには雨が不可欠です。

今月はお釈迦さまがお亡くなりになった月です。
私は今月W成人となります(ToT)
個人的には忙しくなりそうです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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