
2021.03.10
行雲流水(こううんりゅうすい)
私たちが上を見上げると、そこには
大空に浮かぶ雲があるでしょう。
その雲は、水が流れるがごとく
どこまでも自由に、そして一切とらわれることなく
自由に大空を漂っているようにも見えます。
雲を眺めていますと
風により形を変えたり、行く方向を変えたりと変幻自在なのか、または身を任せているのだろうか?
同じように、水も変幻自在です。下流へ向かうために紆余曲折したり、時にはじっと身構え、周りに影響され姿や形も変わることもあるかもしれません。
行雲流水とは、修行僧の事を言っておりました。
心に引っかかりがなく、一所不住であり
行く雲と流れる水のように例えられておりました。

大本山永平寺
2021.02.13

曹洞宗では「戒尺(かいしゃく)」と呼んでおりますが
真宗では念仏の調子を揃える法具として「折柝しゃくたく」と呼ばれ
日蓮宗では「音木おんぼく」と呼び、お題目などを唱える時に使用しているようです。
曹洞宗ではお戒名を授ける授戒会、葬儀の際に使用しております。
葬儀では、三帰戒・三聚浄戒・十重禁戒の
十六条戒の約束事を授け
故人がしっかりと仏道修行できますようにと導く
大切な法具です。
お釈迦さまを信仰して歩まれる覚悟の念を生じさせる意義をも表しているのかもしれません。
2021.02.04
本日一周忌のご法要にて
ご焼香の説明をさせていただきました。
まず初めにはもちろん合掌礼拝をします。
その後の作法、方法、やり方ですが
曹洞宗では、
右手?左手?
何本の指でつかむのか?
何回焼香したら良いのか?
つかんだらどうしたら良いのか?
皆さま迷っているようでした。
先ずはお香の功徳とは
仏教伝来(538)と共に日本に上陸していたであろうとされるお香は、信心の使いであり感応のたよりであったとされます。
高価なものであるお香は何種類かとブレンドされて使われておりましたが、鎌倉時代は一種(沈香などブレンドなし)のみを使われ禅のおもむき、わびさびが流行っていたようでもありそうです。
そのお香(沈香)の香煙によって
光明雲台の世界におられる
十方無量の三宝に供養し奉るとき
その功徳というものは、
四方八方に広がり一切衆生
自他平等に広がりわたります。
亡きものへも、生きているものにもです。
お香は、右手でつかみます。
右手を仏さまの手
左手を自己の手
なので右手で焼香はします。
また、右手の親指、人差し指、中指の3指で
お香をつまみます。
この3指とは龍の爪にも例えられてます。龍の手爪とされる親指、人差し指、中指の三指に当たります。龍はその三指で大切な宝珠持っておりますので、これがお香に例えられているからです。
ですので二や四指でつかむことは恭しく宝物をつかむにはふさわしくないともされております。
回数ですが、
一回目は、三指でつまみ両手(右手でつまみ左手はそえて掌でうける)にて頂いてから
火に投じます。拈香(ねんこう)と言いますので、
額の辺りまで持っていき、おし頂くということです。
(言葉では難しくなってしまいました)
二回目はお香は頂きません。
それは一回目の引き続きだからですので、ただそえるだけになります。(従香じゅうこう)
二回終わりましたら合掌礼拝します。

そのままでも香る素晴らしい香木(伽羅沈香白檀)や
少ししか芳香しない香木(沈香)を
あえて炭の火の着いた上にのせることにより
仏さまへの「香食こうじき」として扱っております。
もちろん天然香料をまぜたものも私は使っております。
(龍脳、丁子、桂皮、甘松などなど)
お香についても仏教(曹洞宗)についても勉強中ではありますが
古いお香やお線香ありましたら御連絡ください。とても興味がありますので。
高価な伽羅ですが、うっとりしてしまうほどとても素晴らしいです。

清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
(^人^)