曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2018.07.16

住職になるには 2

得度式の次には
僧堂安居(あんご)です。
宗侶養成の過程で、必ず行かなければなりません。
私は、大本山永平寺にて僧堂安居しました。
専門僧堂は、全国に26あります。
曹洞宗では、この僧堂安居の修行を重要視しています。
僧堂安居では、さまざまな作法や進退を中心に、
宗侶として必ず身に付けなければならないことを学ぶ場所でもあります。
決して安易な修行ではないですし、
逃げたくなるほど厳しいときもありますが、
自分を鍛える時期、場所でもあるかとも思います。


總持寺祖院

禅のことば

2018.07.16

住職になるには

私のお寺は
8年後には450周年を迎えるお寺です。

現住職は32年をすぎ、
遅くとも8年後には隠居です。

私たちは、住職にはすぐになれません。
資格がもちろん必要です。

まず初めには、
『得度』(とくど)です。

得度とは、髪を剃って戒律を受け止め、
出家することです。
また、必要な仏具など多々ありますが、用意します。
身に着けるべき正式な着物や衣が有ります。
例えば、大中小の衣の三種。また、坐具(ざぐ)
食事の食器「応量器」(おうりょうき)を授かります。
さらに最も大切な名前!
僧侶としての名前を頂きます。

これにより、
『上座』(じょうざ)という位になります。
これではーまだまだ住職にはもちろんなれません。
つづきは
また、次回


次です。
日々つとめます。

禅のことば ご案内

2018.05.12

平成30年度 曹洞宗の方針

平成30年度 告諭  (曹洞宗管長のおことば)

曹洞宗そうとうしゅうはお釈迦さまをご本尊とし、歴代の祖師が相承そうじょうしてこられた御仏みほとけの教えにしたがい、正しい信仰生活を送ることを宗旨としております。

両祖として仰ぐ道元どうげん禅師ぜんじと瑩山けいざん禅師ぜんじは、坐禅を中心とした生活の全てが御仏の行いであり、その功徳を普あまねく人々に回めぐらせなさいとお示しくださいました。多くを求めてしまう生き方を見つめ直し、自己をつつしみ、ともに思いやり、分かち合う心豊かな社会の実現を、常に望んでおります。

今、私たちの心は不安に苛さいなまれて止やみません。絶えることない凄惨な事件や争いに胸を痛め、災害に涙し、他者との関わりに思い悩むような、苦悩に満ちた社会を生きております。

こうした世の中にあって、お釈迦さまと両祖さまは、いかにして心やすらかに生きるかをお示しくださっています。御仏みほとけの前に静かに坐り、ご先祖様に思いをよせて掌てを合わせ、身心しんじんを調ととのえて、 一仏両祖の教えを今こそ実践して参りましょう。

南無釈迦牟尼仏なむしゃかむにぶつ
南無高祖承陽大師道元禅師なむこうそじょうようだいしどうげんぜんじ
南無太祖常済大師瑩山禅師なむたいそじょうさいだいしけいざんぜんじ

            合掌
平成30年4月1日

曹洞宗管長そうとうしゅうかんちょう  江川辰三(しんざん)

禅のことば

2018.01.19

壽福瑞祥

壽福瑞祥(じゅふくのずいしょう)

横浜鶴見にあります
大本山總持寺貫主
江川辰三禅師による
年頭のお言葉です

長寿と幸福の兆し
今年一年の
世界平和と国家安泰
一人一人が健やかに過ごすこと
祈念して

禅のことば

2018.01.14

八正道

八正道(はっしょうどう)

一仏両祖のみ教え

一、正見(しょうけん) 正しい人生観をつかむ
一、正思(しょうし) 行動する前の正しい意志決定
一、正語(しょうご) 正しい意志を正しく言葉にする
一、正業(しょうごう) 正しい意志を正しく行動に表す
一、正命(しょうみょう) 規則正しい生活
一、正精進(しょうしょうじん) 勇気を持って行動する
一、正念(しょうねん) 理想を常に失わない
一、正定(しょうじょう) 精神を保ち動じない心

このような教えを保ち
今年も一年良いことをして
楽しく頑張りましょう!

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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