曹洞宗 常圓山 皎月院

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曹洞宗

2021.04.18

葷酒

お寺の入り口に見ることができる石塔

「不許葷酒入山門」

これは「葷酒(くんしゅ)山門に入ることを許さず」と言い

「葷酒」とはネギやニンニク、ニラなどの匂いの強い野菜でしたりお肉やお魚、お酒のことを言います。

修行道場である寺院の中にはこのような葷酒を持ち入ることが禁止されております。

それは修行僧が修行生活の規則や規律、規範を破ってしまわないように戒めにもなっております。

また参拝に来られた皆さまにも

お参りのマナーや心得としてでもあるものと思います。

皆さまが参拝に来やすいよう

これからも努めてまいります。

 

曹洞宗

2021.04.13

告諭

曹洞宗の今年の指針である

告諭が

曹洞宗管長であられます

南澤道人猊下よりお言葉を述べられております。

 

 

いま、私たちは多くの苦難に直面しています。新型コロナウイルス感染症の全世界的な拡大により、多くの尊い生命いのちが失われ、人びとは深い悲しみの中にいます。また、戦争、貧困、格差などの社会不安、近年頻発する自然災害は、私たちに大きな痛みをもたらしています。

今日こんにち、曹洞宗の信仰に生きる私たちは、どのような生き方を目指すべきでしょうか。

お釈迦さまは、人生における苦悩の中で、菩提樹のもと、坐禅を重ねられ、お悟りを開かれました。その御教みおしえは、祖師方によって相承そうじょうされ、いま、私たちもいただくことが出来ます。身を調え、息を調え、心静かに坐りましょう。仏さまの智慧と同じ正信心しょうしんじんにより、ものごとを正しく見ることが出来ます。その時、おのずから他者を思いやり助け合う慈悲のこころが育まれるのです。

私たちの社会ではさまざまな分断が現出しています。感染症の広がりにより人間関係のさらなる希薄化が進む中、いまこそ、一人ひとりが菩提心をおこし、人と人との温かなつながりを深めていかなければなりません。お互いに手を携え、四摂法ししょうぼうの「同事どうじ」のおさとしをぎょうじてまいりましょう。

すべての人びとが救われることが御仏みほとけの願いであります。

日々の生活の中で、仏さまにを合わせ、世界中の人びとが安らかに暮らせるよう祈り念じ、皆ともに菩薩行を進めてまいりましょう。

 

合掌

南無釈迦牟尼仏なむしゃかむにぶつ
南無高祖承陽大師道元禅師なむこうそじょうようだいしどうげんぜんじ
南無太祖常済大師瑩山禅師なむたいそじょうさいだいしけいざんぜんじ

 

令和3(2021)年4月1日
曹洞宗管長 南澤道人

曹洞宗 仏さま

2021.04.09

花まつり

4月8日はお釈迦さまのお誕生日でした。

私は、青年会の法要を欠席してしまいましたが、一日中お香を調合しながらお釈迦さまの誕生を喜び感謝する日となりました。

 

お釈迦さまの誕生は、今から2500年前の4月8日

インドの北、現在のネパールにあるルンビニーの花園でお生まれになられました。

美しく香りの良い花が咲き乱れる花園に見立てた花御堂にお釈迦さまの誕生仏をおまつりしまして、甘茶をかけてお祝いします。

この甘茶というのは、漢方薬でありまだまだ最近始まった事です。その以前は、牛頭栴檀(ごずせんだん)その他の妙香をもちいられていたようです。妙香とは、、、わかりませんが、名香であればシャムやタニの沈香であったり丁子が煉香のなかでは名香と言われております。尊いお釈迦さまの誕生をお祝いしますので、きっと良い香木を煮出してお使いになったのではないかと想像いたします。

甘茶をかけるのは、産湯の代わりに、天が甘い雨を降らせまして誕生をお祝いしたという言い伝えによるものです。

曹洞宗では、甘茶をかける灌仏(かんぶつ)の時にはお唱えも致します。

『灌仏偈』または『浴仏偈』といい

「稽首大聖薄伽梵(けいしゅだいしょうぼぎゃぼん)

天上天下両足尊(てんじょうてんげりょうそくそん)

我等今以功徳水(がとうこんいくどくすい)

灌浴如来浄法身(かんよくにょらいじょうほっしん)

【大聖、薄伽梵、天上天下両足尊(たる如来に)稽首したてまつる。我等今功徳水を以って、如来の浄法身を灌浴したてまつる。】

この中の功徳水とは、水に8種の功徳があるとされております。 それは、甘さ、冷たさ、輭(あたた)かさ、軽さ、清浄、臭わないこと、飲んで喉をいためないこと、飲んでもお腹をこわさないことを言うようです。(輭=軟)

南無釈迦牟尼世尊

お釈迦さま誕生の地です。

 

禅のことば 修証義 曹洞宗 道元さまのお言葉

2021.04.01

今日

曹洞宗の教義内容を書かれている経典である

『修証義』(しゅしょうぎ)

道元禅師さまの教えが書き残されている

『正法眼蔵』の本文をもとに編集されております。

修証義は、全五章、31節、3704字にまとめ上げられております。

その冒頭は、

「生(しょう)を明(あき)らめ死を明らむるは仏家一大事(ぶっけいちだいじ)の因縁なり」

とあります。

生とはなにか、死とはなにか。

私たちは何のために生まれ、どのように生きて行くべきなのか。それを少しでも明らかにすることが仏道を行く者である私たちのつとめなのである。と言っております。 これは、仏道を歩むものだけではなく、人として生まれてきた私たち全ての人が考え続ける事なのかもしれません。なので「一大事」と最も大切で重要なことと示されているのではないでしょうか。紆余曲折しながらも前に進む精進、今を大切にする教えでもあります。

木版(もっぱん)と言う時を告げるために打ち鳴らす木の板に書かれている言葉は、

「大衆に白(もう)す

生死事大(しょうじじだい)

無常迅速(むじょうじんそく)

各宜醒覚(かくぎせいかく)

慎勿放逸(しんもつほういつ)」

時は人を待たずにすみやかに流れる

無駄に時間を費やすことなく今の修行に励み一大事に向き合うのである。

と言う戒めであります。

今を大事にです。

 

 

 

禅のことば 曹洞宗

2021.03.10

行雲流水

行雲流水(こううんりゅうすい)

私たちが上を見上げると、そこには

大空に浮かぶ雲があるでしょう。

その雲は、水が流れるがごとく

どこまでも自由に、そして一切とらわれることなく

自由に大空を漂っているようにも見えます。

雲を眺めていますと

風により形を変えたり、行く方向を変えたりと変幻自在なのか、または身を任せているのだろうか?

同じように、水も変幻自在です。下流へ向かうために紆余曲折したり、時にはじっと身構え、周りに影響され姿や形も変わることもあるかもしれません。

行雲流水とは、修行僧の事を言っておりました。

心に引っかかりがなく、一所不住であり

行く雲と流れる水のように例えられておりました。

大本山永平寺

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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