曹洞宗 常圓山 皎月院

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道元さまのお言葉

2020.11.18

功徳を積む

皎月院のホームページを立ち上げ

私のブログを始めてから

今回の投稿で

1,000回を迎えました。

御詠歌を通して学ぶことができ、

またブログを投稿することで

仏教、曹洞宗の教えを自分でも学ぶ励みとなりました。これからもコツコツと精進して参りたいと思います。

本日は、道元禅師さまの

遺言を紹介させて頂き、

少しゆるんだ紐を今一度締め直したいと思います。

《遺偈》

『五十四年照第一天

打箇勃跳觸破大千

渾身無覓活陥黄泉』

【五十四年、第一天を照らす。

この勃跳(ぼっちょう)を打して、

大千(だいせん)を触破(そくは)す。

ああ

渾身(こんしん)もとむるなく、

活(い)きながら黄泉(こうせん)に陥(お)つ】

《五十四年の間、

ひたすら第一天を照らし(ひとすじに仏法を求め)、

飛び跳ねて宇宙の果てまで駆けめぐった(正伝の仏法とめぐりあった)。

ああ、いきながら黄泉に落ちようとも、

もう何も求めることはない。》

 

道元さまのお言葉

2020.11.17

初雪に

道元禅師さまは、

1244年(寛元2年)9月25日に

【初雪を詠ず】とし

『長月の  紅葉のうへに  ゆき降て

見ん人たれか  歌をよまさる』

と詠まれております。

後に永平寺と改称される大仏寺において、

紅葉の木々の上に降った真っ白な初雪を

目にされました。

初雪に感動されただけではなく、

ついにこの地、この場から仏道の正しい教えを。

正法を行じていくのだとという新たなる思いを持って、今ある目の前の風景を忘れずに眺められていたのではないでしょうか?この景色を見て、詩を詠まずにいられるであろうか、とお弟子たちにも語りかけていられる様子さえも想像してしまいます。

 

お経 法要

2020.11.15

祝祷

毎月1日・15日は祝祷日(しゅくとうび)とされ

祝祷諷経としてお経を諷誦いたします。

基本的には、『摩訶般若波羅蜜多心経』を諷誦いたします。

その廻らす功徳である

<回向(えこう)>文は、

『巍巍(ぎぎ)たる金相(こんそう)、堂堂(どうどう)たる覚王(かくおう)、三界(さんがい)の独尊(どくそん)、万霊(ばんれい)皆な仰ぐ。

山門この令辰(れいしん)に遇う毎に、謹んで合山の清衆を集め、恭しく大仏宝殿に就いて、

摩訶般若波羅蜜多心経を諷誦する功徳は、

大恩教主本師釈迦牟尼仏、高祖承陽大師(こうそじょうようだいし道元禅師)、太祖常済大師(たいそじょうさいだいし瑩山禅師)に供養し奉り、

仰いで広大の慈恩を冀(こいねが)い、俯して永劫(ようごう)の霊徳に感ず。

専ら祈る。正法興隆、国土安穏、万邦和楽、諸縁吉祥ならんことを。』

「大いなる仏、金色に輝く大人(だいにん)の相をされている仏、どうどうとされたお姿の覚りを成就された仏、三界(欲界・色界・無色界とされるこの世のすべてにおいて尊い)とされるこの上ない尊いお釈迦さまの徳を、私たちは皆仰いでおります。

本日の祝祷日、謹んで私たちは仏殿(本堂)において、摩訶般若波羅蜜多心経を読誦し、お釈迦さま、道元禅師さま、瑩山禅師さまの一仏両祖にご供養いたします。

合掌、礼拝しまして広く大いなる、慈しみに充ちた恵みを仰ぎ、いつまでも変わることない妙徳をいただかせて頂きます。

更に祈るところは、お釈迦さまをはじめ、多くの祖師方の教え、慈愛、和平をこの世のすべての生きとしいけるものへ廻らし、皆がめでたく幸せでありますようにと念じます」

このような意味の回向文であります。

《釈迦如来像》

 

仏道修行=発菩提心(ほつぼたいしん)であります。

 

 

禅のことば

2020.11.15

食事の最後に

食事の最後にお唱えする偈文

『処世界梵』または『後唄』

と言っております。

 

『處世界如虚空(ししかいじきくん)
如蓮華不著水(じれんかふじゃしい)
心清浄超於彼(しんしんじんちょういひ)
稽首礼無上尊(きしゅりんぶじょうそん)』

【世界に処すること虚空の如く、
蓮華の水に著かざるが如し。
心の清浄なることは彼よりも超え、
稽首して無上尊を礼してたてまつる。】

三毒の欲を取り除き、仏さまのこころは、澄みわたった大空のようであり、美しい蓮の花が決して泥水に汚されないようである。心が清らかであれば、美しい花よりも麗しいものであり、その心のままお釈迦さまへ帰依することも礼拝すること自然とされることでしょう。食事をいただける歓喜は、慈悲・慈愛に満ちあふれ、感謝せずにはいられません。

日々の食事、三度の食事本当にありがとうございます。

合掌。

 

禅のことば

2020.11.15

折水

折水(せっすい)とは、

食べ終わった器にお湯を入れ器を洗います。

その洗い終わった水のことを言います。

洗い終わった水には、少なからず食事の残りが溜まります。この残り水や物も粗末にせず河山の生き物へと施します。

この水を回収する際にお唱えします

折水の偈文があります。

『我此洗鉢水(がしせんばっすい)  如天甘露味(にょてんかんろみ)  施与鬼神衆(せよきじんしゅ)  悉令得飽満(しつりょうとくぼうまん) 唵摩休羅細娑婆訶(おんまくらさいそわか) 』

【我が此の鉢を洗いし水は、天の甘露の味の如し、鬼神衆に施し与えて、悉く飽満を得せしめん

唵摩休羅細娑婆訶は、[真言]であります。

オン(帰命) マクラ(吉祥) サイ(至極) ソワカ(円満・成就)】

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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