曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

季節

2024.09.01

長月

9月となりました

本日1日は関東大震災から101年が経過です

地震が多い日本です

今年の元旦に発生した能登半島地震、4月には愛媛で震度6、8月8日は日向灘で震度6、お盆後にも茨城で震度5弱が発生した

防災の日の本日ですが、各地で防災訓練がされておりました

 

 

 

法要 季節

2024.08.12

施食会

8月6日 私が住職としている

川崎市麻生区の戒翁寺にて

初めて近隣のお寺さん参加のもと

施食会法要が無事に厳修することができました

残念ながら写真がありません

法要前に30分ほど話しもしました

あまり余裕がなく残念でした

6日の8時15分に広島へ原子爆弾の投下

9日の11時には長崎へ

本日は、日航機墜落39年

忘れてはなりません 来年は終戦80年と40年です

間もなく8月盆になります

ご先祖さまをお迎えするご馳走をぜひお願いします

きっとその想いや心がおもいやりとなり

供養へとつながります

また、そのお姿が仏さまそのままです

 

 

 

仏教 行事

2024.08.02

葉月

葉月8月となりました

1日の今日より近隣のお寺さんへ毎日施食会法要のお手伝いが始まりました

私が住職をしている川崎市麻生区の戒翁寺も

8月6日が施食会法要があります

この時期はお互い様として頑張りつつ

そのままお盆へと突入になります

住職地の戒翁寺周辺は

8月のお盆の法要と施食会を重ねるようにしているようです

ご供養する対象はもちろんご先祖さまがメインなのですが

皆さま方へお盆とは、施食会とはをもっと明確にされても良いのかとも思っています

皎月院では近隣のお寺さんとの兼ね合いで6月の第2土曜日に施食会をしております

お盆とは違います

施食会と言う法要を通して

ご先祖さまをはじめ

生きとし生けるすべてのものへ供養する

これが施食会だと思います

仏教にとりましては、供養と言う行いは最も大切なおこないです

私たち人間が人間らしく生きるためには欠かすことができない行いです

この供養を対象にするのは私たち人間へだけではなく

日本人は古くより動物へも供養しています

例えば先月の土用の丑の日がありましたが

鰻屋さんは日々殺生している鰻へ手を合わせ感謝し供養していると聞きます

日本は古より農耕盛んで生きとしいける動植物へ日々感謝し敬意を忘れなかった 結果、供養を欠かさなかったのでしょう

 

 

 

 

季節

2024.07.25

土用の丑の日

本日7月24日は土用の丑の日

一の丑や二の丑も年によってはありますが

年4回、春夏秋冬とそれぞれの季節に土用があります

年々高騰している鰻です

 

土用の丑の日は特に食べたくなってしまいますが

実はうなぎだけではありません

丑の日の「う」がつく食べ物を食べると良いと思ってください

ですので、うどん、梅干し、瓜、牛?馬?

夏は厳しいかもしれませんが

土用につく餅を土用餅とも呼び、あんこで餅を包んだものだものです

お餅は力持ちとも言われますし

夏をのりきるには良いかもしれませんね

蜆もこの時期は、土用しじみと呼ばれ

夏の産卵にむけ栄養が高く

ビタミンや鉄分が豊富で実はとても良いそうです

 

 

 

 

 

お経

2024.07.23

舎利礼文

『舎利礼文(しゃりらいもん)』

【一心頂礼いっしんちょうらい 万徳円満まんとくえんまん 釈迦如来しゃかにょらい 真身舎利しんじんしゃり 本地法身ほんじほっしん 法界塔婆ほっかいとうば 我等礼敬がとうらいきょう 為我現身いがげんしん 入我我入にゅうががにゅう 仏加持故ぶつがじこ 我証菩提がしょうぼだい 以仏神力いぶつじんりき 利益衆生りやくしゅじょう 発菩提心ほつぼだいしん 修菩薩行しゅぼさつぎょう 同入円寂どうにゅうえんじゃく 平等大智びょうどうだいち 今将頂礼こんじょうちょうらい】

全部で18句、72文字で書かれているお経です

「舎利」とは「遺骨」のことです

このお経は、お釈迦さまのご遺骨をまつるお経です

 

一心に礼拝いたします 全てのことを完成されたお釈迦さま そのご遺骨は永遠不滅であり 真実を世界へと示す宝塔です 私たちは礼拝いたします お釈迦さまの大いなる教え生命を私たちへと与えください お釈迦さまに守られながら悟りをひらき お釈迦さまに導かれながら人々のために尽くしてまいります 向上心を忘れず 仏さまがなされた多くのことを学び 人々とともに 静かで満ち足りた お釈迦さまのような豊かな人生を歩みたいと願います  今こころからご遺骨を礼拝します

このお経の作者は 不空三蔵(ふくうさんぞう)であり、750年頃の成立かとも言われております

どうぞ72文字ですので覚えてみてください

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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