2021.06.02
塔婆供養の功徳とは
私たちは、血縁だけでなく多くのご縁によってつながっております。
亡き後も、故人さまと私との間には心と心で固く結ばれております。
ですので、見えずともお花を飾りたい、飲まずともお水をお供えしたい、答えずとも語りかけたい。
というように、見えないものにつくし、見返りを求めないですることが
本当のご先祖さまや故人さまに対するご供養であり、人間としてとても大事なことです。
2021.06.01
6月となりました。
今月の皎月院は
12日に施食会法要(檀家さんは呼ばずに)を
厳修致します。
その後日より、本堂の基礎、壁の補修工事が
金剛組により12月まで施工が行われます。
どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
庭前柏樹子(ていぜんのはくじゅし)
ある禅僧が、趙州禅師(ちょうしゅうぜんじ)に
「いかなるか是れ祖師西来の意」と尋ねられました。
これは、菩提達磨大和尚が何を伝えるためにインドから中国へ渡って来られたのか。という問いに対して
趙州禅師が庭の木を指でさし
「庭前柏樹子」と答えられました。
柏樹子とは特別に意味はなく、
目の前の現実を離れ
仏法を探し求めてもむなしいことであるという意です。
2021.05.31
お塔婆とは「卒塔婆」と書き、
古代インドの言葉サンスクリット語では「ストゥーパ」と言います。
お墓に建てますお塔婆は、
頭部が独特の形をしていますが、これは宝珠・半円・三角・円・方の五輪塔を模したものです。
【空 風 火 水 地 】という、
宇宙の構成を表す五つの要素であり、仏身を表しています。
塔婆供養偈文
一見卒塔婆 永離三悪道
(一たび卒塔婆を見上げるものは、永く三悪道を離る)
何況造立者 必生安楽国
(何や況や造立する者は、必ず安楽国に生ぜん)
2021.05.27
「日日是好日」という禅語がありますが、
日々を楽しく過ごす。と言うように思われがちですが、365日、春夏秋冬、晴れた日も、曇や雨、雪の日さえ常に新しい日であり、かけがえのない日なのである。のです。
「好日」とは、無生の心となって生きるということです。
2021.05.27
智慧第一 舎利弗(しゃりほつ)シャーリプトラ。バラモン教の修行信者からお釈迦さまへ帰依された。
神通第一 目蓮(もくれん)舎利弗と仲が良く、一緒にお釈迦さまの弟子となり、指導的役割を担われていた。
頭陀第一 摩訶迦葉(まかかしょう) バラモン教の修行中、菩提樹にて坐禅をされているお釈迦さまお会いし、弟子となる。お釈迦さまの教えをまとめた仏典編集の長を務められたとされる。
解空第一 須菩提(しゅぼだい) 祇園精舎を寄進したスダッタ長者の甥とされ、祇園精舎でのお釈迦さまの説法を聞いて出家された。
説法第一 富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし)プールナ。お釈迦さまと同年齢で、苦行を通じてバラモン教学の修行をされていたが、お釈迦さまが成道され仏陀となられたことを聞き、サールナートで弟子となられた。
論議第一 摩訶迦旃延(まかかせんねん)非常に聡明であり、難題をお釈迦さまに問い弟子となられ、西インドへお釈迦さまの教えへを布教される。
天眼第一 阿那律(あなりつ)アヌルダ。シャカ族である。お釈迦さまが説法されている最中に眠ってしまい、その反省から不眠不休を貫き、その代償で失明したが、天眼を得たとされる。
持律第一 優波離(うばり)シャカ族のカピラ城の理髪店。カーストの制度で下層ではあったが、立場の上の者より先に出家し平等の象徴となられる。
密行第一 羅睺羅(らごら)ラーフラと言いお釈迦さまの息子である。始めは慢心ではあったが、修行により十大弟子の一人となる。
多聞第一 阿難(あなん)アーナンダ 提婆達多(だいばだった)の兄弟とされる。お釈迦さまの側近で25年間務め身の回りの世話をされ、誰よりもお釈迦さまの説法を聞く。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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