2021.08.03
お釈迦さまが亡くなられた後に
多くのお弟子たちによりお釈迦さまの教えを語りあい
その教えを「経」としてまとめ
修行のために規則や心構えなどをまとめたものを「律」としました。
それらの教えを
地域や時代によってそぐわなくなり、変えるべきかそのままで行くかで対立が起きました。戒律の問題だけでなく、思想や解釈によってお釈迦さまが亡くならてから400〜500年の間に20派にも分かれたそうです。各派によりまとめられていた「経」と「律」を研究され「論」としてまとめられました。この3つを合わせ「三蔵」と言います。
菩薩行とは、多くの人がともに助け合いながら修行され悟りを目指すことです。
その教えである経典には
「般若経」「法華経」「華厳経」「阿弥陀経」「無量寿経」などがあります。それらの経典には身近な六波羅蜜の悟りをひらくための6つの修行徳目や、慈悲などの教えも説かれております。
そしてついに密教が登場され真言と言った呪文である陀羅尼が唱えられていきます。
紀元前2世紀頃
インドと中国がシルクロードで交通が開かれ交流が盛んになり仏教も伝来します。
西遊記でも有名な三蔵法師は
唐の時代に活躍された玄奘です。
玄奘は、インドの言葉であるサンスクリット語で書かれている経典を最も多く持ち帰り翻訳された方です。その1つである般若心経は今でも私たちは読経や書写しておりますね
2021.08.01
日々の生活の中で
色々と頭の中で考え事をしたり、妄想をしてしまいます。それはとめどなく湧いてしまいます。
「莫妄想」(まくもうぞう)
【もうぞうすることなかれ】とも読みます
妄想とは、
根拠もなくあれこれといろいろと考え想像してしまうこと。ですが、仏教的には
とらわれない心により、損得や善悪など分別し比較してしまうことで
妄想に操られてしまうことのないように
と言うことです。頭の中でいろいろと考えてしまうのではなく、たまには頭の中を空っぽにする。考えることを小休止してみましょう。
ゆっくりと深呼吸しながら心を調えてみましょう。
坐禅をすることもお勧めです。
2021.07.29
オリンピックが始まり連日熱い戦いが行われております。
スポーツが好きな私は勝敗はもちろん気になりますが
一生懸命力を振り絞り戦っている姿に感動しております。
特に柔道では連日の金メダル
「道」の付く柔道・剣道・茶道・華道などは
仏道と同じように日々の精進、または身だしなみの作法や心をとても大切にされているように私は思っております。
『人人悉道器』(にんにんことごとくどうきなり)
この世界に生まれてきた人は誰でも、
努力を惜しまなければ道を極めることができる、はじめから備えをもっているのです。
道元禅師さまも、なぜ私たちははじめから仏の御子として生まれているのに修行をしなければならないのだろうか。
という疑問に、
精進(修行)こそがそのまま仏のお姿なのであると
日々努力、日々精進
これこそが「道」を極めるこころであり、
積み重ねることで自然と自信が持てるようになるのでは
それだけの器を私たち一人一人が兼ね備えてもっておりますので自信をもってください
精進することによりきっと輝きます
2021.07.25
7月初旬より始まりました本堂改修工事
堂内の壁と畳、さらには床板も無くなりました。
本堂正面と東側を撮影
本堂正面から西側を撮影
幾度となく雑巾がけした
本堂正面の階段も無くなりました。
2021.07.24
コロナ禍ではありますが、オリンピックの開会式が予定通り行われた。大会委員会はこれまでに不祥事などによる対応にも苦労されたかと思われるが、気持ち良くアスリートの皆さまには戦ってもらいたいものです。
国歌斉唱では、
日本を代表するMISIAさん
とても素晴らしい独唱でした。
『君が代』
明治15年程から斉唱されているようですが
平成11年(1999年)8月9日に
「国旗及び国歌に関する法律」が成立
国歌である「君が代」は、長い歴史を有しており、既に慣習法として定着していたようですが、21世紀を目前にして、成文法でその根拠が明確にされました。
「君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
こけのむすまで」
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
(^人^)