曹洞宗 常圓山 皎月院

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季節

2021.09.09

重陽の節句

本日は九月九日は五節句の一つである

重陽の節句 または菊の節句です

奇数は陽の数であり、極である九が重なることから

「重陽」と呼び、邪気を払い長寿を願い

菊の花を飾りお酒を酌み交わすなどされお祝いします

残念ながら旧暦では咲く季節ですが

来月あたり見頃になるでしょう

 

今月はお彼岸です

 

 

改修工事

2021.09.04

改修工事

本堂の改修工事は

順調に進んでおります

お香

2021.09.04

長月

9月に入りました。

連日の雨と気温の低下

涼しくて助かりますが

夏が終わってしまうのも寂しいものです。

天気が良くないので

防虫香やお線香の作成をしておりました

お線香は、やはり乾きが遅いですね

シャム沈香30%に白檀を20%

その他の香料を更に加え

少し華やかにし

近々お祝いのお寺さんへプレゼントしようと思います

防虫香は早速タンスの中へ

楠木から作られる樟脳と

香木の白檀を50%も配合

さらに数種類の天然香料を配合し

良い感じのができました。

仏教

2021.08.31

鑑真和上 追記

鑑真は日本の仏教の興隆を願い

12年の歳月をかけ来日された

5回目の航海では、遥か南の海南島に漂着されたが

数々の苦難、過酷の旅により鑑真は盲目となられたが753年

66歳の年に日本へ上陸される

この渡航にて多くの伝来した品々があったようです

「東征伝」によりますと

仏像・経典・仏具などの他にも

薬やお香(医薬薬)など600種

食料品も多く、砂糖や味噌など、今でも私たちの身近なものも

鑑真来日と共に医療の発展、食品により生活の向上にもなり

多大な恩恵をうけられたことになられた

763年旧暦の5月6日 76歳

西の方へ向き結跏趺坐(坐禅)されたまま亡くなられたと記録に残されております

仏教

2021.08.30

律宗

南都六宗の1つである律宗

鑑真和上や唐招提寺と聞くと最もわかるかと思います

律宗の律とは

仏教教団内の生活規範ルールの事で戒律を意味します

奈良時代、日本の仏教は飛躍的に発展を遂げておりましたが、仏門へ入る人、正式に僧侶となるために戒律を授けることができる僧がいなかった。授戒制度がしっかり整っていないため、安易に出家、一時的に避難するかのように出家する者が増え問題になっていたようだ。そのため、唐へ渡り日本で授戒ができる高僧を探すこととなり、日本から栄叡(ようえい)と普照(ふしょう)が派遣された。9年後の742年ついに鑑真と出合い、来日を決意されるが容易ではなかった。

1回目は弟子の密告で挫折

2回目は暴風雨で断念

その後も失敗される。その間に栄叡が病で亡くなる

753年 6回目 遣唐使船で薩摩坊津に上陸された。12年の永きにわたり意思を貫かれ来日された鑑真は、

東大寺仏殿に戒壇を築き、上皇や天皇など400名に授戒される。その他にも薬師寺、太宰府の観世音寺にも戒壇院を設けられ「天下三戒壇」として整備される

また、律宗の本山である唐招提寺を759年に創建され開祖ともなられた

戒律の基本は五戒である

  1. 不殺生 生き物を殺してはならない
  2. 不偸盗 与えられていないものを取らない
  3. 不邪淫 性的に邪な行為、不倫をしない
  4. 不妄語 嘘をついてはいけない
  5. 不飲酒 理性を破壊する麻薬や酒をのまない

鑑真が伝えられた4種類の律「四分律」は、上座部の法蔵部に伝われたものとされる

 

日本に本格的な戒律と授戒制度を確立された

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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