曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2019.09.29

両祖忌(りょうそき)

本日9月29日は
両祖忌です。

両祖とは、
高祖承陽大師道元禅師(こうそじょうようだいしどうげんぜんじ)と
太祖常済大師瑩山禅師(たいそじょうさいだいしけいざんぜんじ)です。
命日は、
道元禅師は1253年8月28日(陽歴9月29日)54歳

瑩山禅師は1325年8月15日(陽歴9月29日)62歳

陰暦では、違えども
偶然なのが必然なのか!?
本当に素晴らしいことです。
両祖忌に因んで、報恩感謝の日となりました。

禅のことば

2019.09.28

高祖承陽大師

高祖承陽大師(こうそじょうようだいし)
とは、
道元禅師です。
今月29日が御命日です。
永平寺山内
承陽殿正面左右に掛かっている廉は、
永平寺50世玄透禅師が書かれました。

『大規再興遐邇普践祖師妙道
真徳彌盛雲仍永準古佛家風』
大規、再び興りて、遐邇普(かじあまね)く祖師の妙道を践(ふ)み。
真徳、彌(いよい)よ盛んに、
雲仍永(うんじょうとこしな)へに古佛の家風に準ず。

訳すと
道元禅師の定めた叢林(そうりん)の規矩、大清規(だいしんぎ)の精神が
、ここに再び蘇って、どこにいても祖師の説かれた仏法が
実践されるようになった。
道元禅師の徳とは、時代を経ていよいよ真価を発揮し、
その流れを汲む雲水たちは、古仏が今もなおここにいるかのように
弁道修行に精進します。
こんな感じになります。

禅のことば

2019.09.24

秋彼岸会お中日

秋彼岸お中日

暑さ寒さも彼岸まで

午前中は雨
午後は日差しが強く暑い
秋彼岸のお中日でしたね。

お彼岸は、仏教の「中道」のかたよらない

という教えから始まったともいわれます。

みなさまのお墓参り嬉しく思います。

さて、
『六波羅蜜(ろくはらみつ)』と言う教えがございます。
1.布施(ふせ)
衣食住に必要な財物を与える財施。
法を教え安心を与える法施。
他人の恐怖を除く無畏施。
主に3つあります。

2.持戒(じかい)
お釈迦さまの教え、身口意(しんくい)の三業(さんごう)
に関わる戒律を守ること

3.忍辱(にんにく)
他からの迫害や苦難に耐え、恨みを抱かないこと

4.精進(しょうじん)
六波羅蜜を修めること、日々の努力をおしまないこと

5.禅定(ぜんじょう)
坐禅を修行し、心を静かに集中させること

6.智慧(ちえ)
般若波羅蜜とももうしますが、智慧を得ること

これらに付け加え、「方便・願・力・智」という
『四種波羅蜜』を加えて
『十波羅蜜』というものもあるそうです。

日々楽しく、明るく、そして仲良く
をモットーにいきましょう。


彼岸花も咲き始めました。

季節

2019.09.21

おはぎ


本日
手作りのおはぎを
檀家さんよりいただきました。
ありがとうございました。

禅のことば

2019.09.20

秋彼岸入り

本日9月20日より
23日をお中日とし
26日までお彼岸期間です。

日本の習慣信仰として行われる彼岸会は、
春には作物の無事成長を祈り、
秋には作物の実りを感謝する側面が強く、
その現れとなっているのが
「ぼた餅」と「おはぎ」になります。
春の「牡丹」と、秋の「萩」という花にみたて、
呼び方が代わるものの同じ物です。
お米や小豆をたくさん使って作りますが、
これこそがお供え物です。
もちろん先祖供養もとても大切です。
どうぞお寺へのお参り、お墓参りを忘れずにしてください。
一週間あるお彼岸、
今年の三連休は、台風の影響で天気がおもわしくありませんが、
自然災害には十分に気を付けていただきたいです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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