曹洞宗 常圓山 皎月院

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季節

2018.12.22

冬至

本日は一年のうちで最も昼が短い日です。
今夜はかぼちゃを食べ、
柚子を湯船に入れての入浴。

なぜ冬至にかぼちゃを食べると長生きするとか、
風邪をひかないなどと言われるのだろうか。

調べましたら、かぼちゃは冬でも食べられる数少ない野菜のひとつで、
夏に収穫されたものを貯蔵して、食べられていました。
野菜の少ないこの時期には、大切な栄養源でした。

かぼちゃには、ビタミンAを始めとするビタミン類が豊富に含まれ、
貯蔵することにより、でんぷん質が糖分へと分解され、
より甘く美味しくなるそうです。

栄養豊富で貯蔵性もあるかぼちゃは冬を乗り切るための
大切な食材なのです。
永平寺での典座(厨房)にも沢山のかぼちゃを頂き
この時期にはかぼちゃ料理が良くでました。

柚子湯は
昔は今と違って毎日のようにお風呂に入らなかったので、
お湯に浸かる事自体がお浄めの意味がありました。
そこにさらに香りの強い柚子を入れる事によって、
邪気を払うといった意味もあったようです。

また、融通が効く湯治=柚子が効く冬至
と言った語呂合わせもあったようですね。

季節

2018.11.11

柚子

今年も順調に柚子が実りました。
特別なことは何もしておりませんが
この時期の恵みに感謝です。

いつもお世話になっている
札幌、秋田、長野へと
送りました。

明日、12日は
八王子仏教会主催
成道会を高尾山にておこないます。
天候が不安です。

季節

2018.10.25

マキの木


お寺の境内 本堂の前に
新たにマキの木が入りました。

季節

2018.09.26

中秋の名月

昔から、秋こそが月を見るのに良い季節とされていましたが、
秋である七月~九月のちょうど真ん中の日が「中秋」、八月十五日です。
そのため、八月十五日を「中秋の名月」と
呼んで月を愛でることにしたのです。
なお、似た言葉の「仲秋」は「八月」を指します
(七月は孟秋(初秋)、九月は季秋(晩秋))。

ところで、なぜ秋に月を見るのか?
その理由は、満月の高さと天気らしいです。

太陽が通る道は、夏は高く、冬は低いです。
月の通り道も太陽とほぼ同じですが、
満月は地球から見て太陽の反対側にありますから、
夏は低く冬は高くなります。
そこで、ちょうど見上げるのに適した高さの
満月となると、春か秋になります。
しかし「春がすみ」や「秋晴れ」という言葉があるように、
天気の良さでは断然秋なのです。
ですのて、秋が月見のシーズンとなったようです。

昨日は満月でしたが、天気が悪く見れませんでした。

季節

2018.09.24

おはぎ

「ぼた餅」と「おはぎ」は、
基本的には同じものです。
違うのは食べる時期なのですが、
漢字にすると「牡丹餅」と
「お萩」になります。

「ぼた餅」は牡丹の季節
「春のお彼岸」に。
ぼってりとした「コシあん」を、
季節の花「牡丹」に見立てたものです。

「おはぎ」は萩の季節
「秋のお彼岸」に。
あずきの「粒あん」を、
季節の花「萩」に見立てたものです。

由来ですが、
「牡丹餅および萩の花は形色をもってこれを名づく」とあり、

牡丹餅が「ぼた餅」になり、
萩を丁寧に言って「おはぎ」になったようです。

この秋のお彼岸には
「粒あん」の
ぼた餅なんですね。
どちらも美味しいですけどね(笑)

ちなみに今日は
ごま団子と海苔団子をいただきました(^-^)

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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