曹洞宗 常圓山 皎月院

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季節

2017.10.05

中秋の名月

昨夜は中秋の名月でした。いわゆる、旧暦8月15日となります。昨晩月を見たときには、まだ若干欠けておりました。中秋というのは、旧暦の秋の季節(7~9月)の中間8月のことです。この日は、気候の条件などが重なり、満月が非常に綺麗に見えるとされ、古来、人々はこの名月を愛でたようです。昨晩は曇ってしまい見れず残念でした。

禅のことば 季節

2017.09.23

秋季彼岸お中日

昼夜がほぼ等しくなる
春と秋のお中日は、
仏教イベントとしては唯一の祝日になっておりますね。

昨日に続き六波羅蜜を通して

私たちがお仏壇やお墓に向かって、
お参りすることはそれなりに意味があります.。

仏さまに お水やお花を奉るという心は、
お布施(ふせ)=与えるということです。
そのお花は 忍辱(にんにく)=耐え忍ぶことを表したものであり、
怒りや腹立ちなどの煩悩を忍耐する、心の象徴とされています。
お線香をあげるのは、精進(しょうじん)=努力すること。
お線香は一度火をつけますと、燃え尽きる最後まで持続します。
私たちも最後まで辛抱強く、努力精進する心が大切です。
お膳を供えるのは、禅定(ぜんじょう)=心の安定。
腹が減っては戦はできぬ。何よりもまず、お腹を満たすことが大事です。
そして暗闇の中(自分の煩悩や迷い)に、ホッと明かりが灯る。
その明かりが 智慧(ちえ)の灯明です。
このように、仏さまに供えるものは一つ一つ自分の心の象徴であり、
左右に花と灯明、真ん中にお香、その前にお膳というように位置が決まっています。
この位置が決まっていることが、持戒(じかい)=戒律です。
.日常茶飯の仏事にも、深遠なる教えが含まれています。
お仏壇やお墓に向かって 合掌礼拝することは、
六波羅蜜を行ずる」ことになり、
私たちは日頃から「修行」を行っているのです。

また、お参り最後には
曹洞宗のご本尊・お釈迦さま
南無釈迦牟尼佛』  
と三度お唱えしましょう。

季節

2017.09.21

六波羅蜜(ろくはらみつ)

お彼岸の「彼岸」とは、向こう岸

インドのことばでパーラミター (波羅密)に由来します。

〈こころがおだやかなさとりの境地〉という意味です。

仏教では理想のおさとりの岸に渡るには

1、布施(ふせ) 思いやりのこころを大切に物やこころを施す

2、持戒(じかい)かえりみるこころを大切にする

3、忍辱(にんにく)ひろい心で相手を受け入れる

4、精進(しょうじん)何事にもこころをこめて行動する

5、禅定(ぜんじょう)静かに自分を見つめる時間をもつ

6、智慧(ちえ)ものごとを正しく判断する

この六つを “六波羅蜜”(ろくはらみつ)と言い、大切にしていかなければならないと教えています。

季節

2017.09.21

お彼岸

お彼岸2日目

今日はとてもカラッとした秋晴れとなりました。
お墓参りの方々も、多くいらしております。

季節

2017.09.19

胡桃

今年はいつもより胡桃が採れます。
例年サルたちに取られてしまうのですが、
裏山の伐採のお陰でしょうか?
順調に取れてます。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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