曹洞宗 常圓山 皎月院

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御詠歌

2019.02.03

大聖釈迦如来涅槃御和讃

昨日の続きです。

2番
双樹(そうじゅ)の沙羅(さら)に咲きみちて
ま白き花は匂(にお)えども
散るを定めの花なれば
はらはら散りてすべもなし

お釈迦さまの入滅される情景を詠まれています。
2本並んだサラの樹(沙羅双樹)の間に、頭を北に向けて横になられ
右脇を下につけ、足の上に足を重ねられました。
その時に、沙羅の双樹はま白な花を咲かせ満開となりましたが、
風もないのに はらはらと散っていきます。
花は散る運命なのです。そして同じくお釈迦さまの命も
諸行無常、是生滅法の教えの通りで、生あるものの運命(さだめ)なのです。

御詠歌

2019.02.02

涅槃(ねはん)

2月15日お釈迦さまは80歳にてご生涯を終えられました。
ご命日を私たちは涅槃会としてお慕いします。

詠讃歌の「大聖釈迦如来涅槃御和讃」では、
一番
拘尸那(くしな)のほとり風おちて
流れはむせぶ如月(きさらぎ)の
望(もち)の月影きよけれど
儚く(はかなく)雲にかげりゆく

この歌詞は、お釈迦さまの亡くなった時の情景と、悲しみを詠んだものです。

インド北部地方のクシナーラにて、夕方の風も止んで
河の流れはむせび泣くように水音を立てています。
重い病いにかかり、死を間近にとさとられたお釈迦さまは
多くのお弟子の前にて遺言を残されます。
満月の清く輝く2月15日哀しくも雲間に隠れてしまいました。


高尾山の仏舎利塔

御詠歌

2018.11.15

スマイルアゲイン

13日 高尾初沢町の髙乘寺さまにて
第14回スマイルアゲイン梅花のつどい
が開催されました。

スマイルアゲインとは、
自然災害で多くの犠牲者や被害から
天災の恐ろしさや悲惨さを学びました。
いま、私たちが梅花流詠讃歌を唱えることのできる喜びを通し
被災物故者の追悼と一日も早い被災地復興を願うつどいです。

70名近くの方々の参加があり、
明るく楽しい講習
そして物故者法要ができました。


御詠歌

2018.09.22

島倉千代子さんが歌う

なかなか唱える機会がございませんが、
曹洞宗梅花流詠讃歌には
お彼岸の曲もございます。
もしよろしければ
歌手の島倉千代子さんが
昔に歌われました
彼岸御和讃をお聴きください。


曹洞宗梅花流詠讃歌「彼岸御和讃」です。

御詠歌

2018.09.14

東京梅花流奉詠大会

12日に開催されました
東京梅花流奉詠大会。
稲城市にあります
駒沢学園にて

当日はお天気も良く
皆さまには日頃の成果を
多いに発揮していただきました。
私も梅花流御詠歌を通して
多くの教えを学ばせていただいております。
また、私はその教えを
御詠歌を通して布教させていただいております。
これからもそうしていきたいと
思っております。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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