曹洞宗 常圓山 皎月院

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曹洞宗 お香

2023.11.22

蘭奢待

NHK 『天下の名香蘭奢待』

の番組で

日本にある香木の最高峰である

蘭奢待の特集がありました

香木と言われている沈香の伽羅

聖武天皇の宝物が収蔵されている正倉院

最も厳重に収められている蘭奢待は

天下人が切り取り

権力の象徴ともされてきました

また香道では

六国五味(りっこくごみ)

として沈香の薫りを聞く作法などを確立してきました

曹洞宗では似たように食事を作る心得として

三徳六味があります

中でも六味

五味の他に「淡い」があります

あとは

私の過去のブログを参照してください

https://kougetsuin.com/blog/%E7%A6%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0/3780

お香

2023.11.21

伽羅

ここ最近では養殖の伽羅が出回ってます

今回はお世話になっている

蔵前近く鳥越にある

薫物屋香楽さんにて

https://www.m-karaku.com/

養殖伽羅の薫りの確認

そしてお線香の調合をしてきました

自宅にてポンプでお線香スティックとコーンに製作

火を着けた香りは…

 

お香

2023.11.21

付干香

お世話になっている

薫物屋香楽さんにてお勉強会

茶道で風炉の終わりの10月に使われる付干香(つけぼしこう)

私は初めて見聞きしました

粉末のふのりを水で滑らなかにして

糊として葉や木の実に塗り

そこに沈香の粉末を付け、鑑賞用に製作

沈香が付着してますので

燃やしたり薫物としても使用可能と思います

付干とは江戸時代には香道のお家元により作られたもので

正倉院に収蔵される奈良時代の「沈香塗」をヒントに作成されたのかと想像されるてもいます

楽しい工作時間でした

お香

2023.11.12

塗香2

11月8日

八王子市仏教会青年部にて

塗香香習会開催しました

まず初めに復習として仏教とお香は密接な関係であるということ

また、時代により趣味のお香としてたしなまれてこられ

江戸時代にお線香の普及

明治時代には欧化政策で疎外され

空薫の衰退や線香焼香の煙たさで嫌がられてきてしまった

 

塗香(ずこう)は密教ではとても使われているものです

今回は沈香配合の塗香を作ってみました

清淨で心安らぐ調合が何とか出来ました

お香 仏教

2023.11.05

塗香

祝祷日のワンワンワン

青年会の一歩の会で【塗香ずこう】香習会をさせて頂きました

塗香は基本

身心を浄める「清浄」の際に用いる物です

お釈迦さまが誕生された2500年前には存在されたとされてます

仏教伝来である538年より

日常的に使われていたともされております

中でも

密教系である宗派では法要儀礼では用いられ作法や功徳が書き残されております

古書には「五分法身」(ごぶほっしん)

これは五輪塔や卒塔婆でも、同じ

五大である「空、風、火、水、地」にあたります

塗香の功徳として

「塗香を身に塗れば生死煩悩を離れ、不浄を除き清浄たる身となって諸仏との契印等を結ぶ、これによって塗香を用いるなり」

とも記されております

この五大や五分法身より

五大を五香ともされ

五香といえばいろいろありますが

【沈香、白檀、丁子、龍脳、ウコン】

他にも

名香として【沈香、白檀、丁子〜〜】もあります

丁子(ちょうじ)は特に密教では必要不可欠な物です

丁子のお風呂やお供えをするときにも

丁子を使用してます

11月8日15時より

八王子仏教会青年会の塗香香習会です

もしこのブログを見て参加されたい方は

私にメッセージください

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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