
2020.04.17
遺経とは、
「仏遺教経」(ぶつゆいきょうぎょう)を略した呼び方
または、
『仏垂般涅槃略説教誡経』(ぶっしはつねはんりゃくせっきょうかいきょう)を略した呼び方です。
このお経は、お釈迦さまが最期に説かれた教えを記された経典とされております。
後半の部分を「八大人覚」(はちだいにんがく)と呼び、
涅槃に至るために守るべき八種の徳目が記されております。
大人(だいにん)とは、修行を円満された仏のことです。覚りをえるための八種の徳目=涅槃に至れる
お釈迦さまの遺された教え法門は、私たちを導いてくださいます。
「八大人覚」の八種の徳目とは、
1、小欲(しょうよく)とは、求むることが少ないこと。欲望や貪欲が少ないこと。
2、知足(ちそく)とは、足りていることを知ること。
3、楽寂静(らくじゃくじょう)とは、涅槃を求めるのであれば一人静かな時、場所を持つこと。
4、精進とは、日々努力を怠ることなく重ね、その時その時を大切につとめること。
5、不忘念(ふもうねん)とは、自分の生き方の信念を決め、それを心に定め忘れずにつき進めること。
6、禅定(ぜんじょう)とは、心しずかに調えること。
7、智慧(ちえ)とは、悟りの智慧を得ること。
8、不戯論(ふけろん)とは、無意味だったり、無益な議論などから離れること。
以上の内容であり、
八種の教えが解かれている内容の遺経の中の
八大人覚です。

2020.04.16
曹洞宗でも頻繁に読んでる
『般若心経』は
『摩訶般若波羅蜜多心経』で
中国の唐の玄奘三蔵の訳とされてます。
玄奘は、18年かかってインドで仏教を研究された方です。その旅行記が「大唐西域記」です。
これは世界三大旅行記ともされており
フィクションでの『西遊記』にもなっております。
この「般若心経」は、玄奘さんの訳だけではなく
鳩摩羅什(くまらじゅう)訳など、
全部で八種類もあるそうです。
ですが、そのなかでもこちら玄奘三蔵訳のものが読まれております。本来は序文や後の文もあるとされますが、省略され簡潔なものとなっているこちら262文字で成り立つものが読まれております。

東大寺にての法要で使用しました。
2020.04.13
今年度の曹洞宗管長による
大切なお言葉をいただきました。
https://www.sotozen-net.or.jp/syumucyo/20200401_1.html
『人人悉く道器なり』
(にんにんことごとくどうきなり)

ともに学びましょう。

ともに願いましょう。

ともに実践してまいりましょう。

心静かに坐わり、ご先祖さまへと
誠心の掌をあわせましょう。
2020.04.13
三帰礼文(さんきらいもん)
仏・法・僧の三宝です。
こちらは仏教の基本の言葉です。
「三帰」とは三宝を信仰すことです。
お釈迦さま、お釈迦さまの教え、仏教徒としての仲間
です。
<お釈迦さまが説法された霊鷲山(りょうじゅせん)鷲の形に似ていますね>
【三帰礼文】
『自帰依仏 当願衆生 体解大道 発無上意(じきえぶつ とうがんしゅじょう たいげだいどう ほつむじょうどう)
自帰依法 当願衆生 深入経蔵 智慧如海(じきえほう とうがんしゅじょう じんにゅうきょうぞう ちえにょかい)
自帰依僧 当願衆生 統理大衆 一切無礙(じきえそう とうがんしゅじょう とうりだいしゅ いっさいむげ)』
同じ三宝を敬い誓いをたてる
【三帰戒】(さんきかい)もあります。
『南無帰依仏 南無帰依法 南無帰依僧
〈お釈迦さまを信仰してまいります。お釈迦さまの教えを信仰してまいります。お釈迦さまを信仰していく皆と共に信仰してまいります。〉
帰依仏無上尊(むじょうそん) 帰依法離塵尊(りじんそん) 帰依僧和合尊(わごうそん)
帰依仏竟(ぶっきょう) 帰依法竟 帰依僧竟』
こちらは曹洞宗ならではかもしれませんが、大切な経文です。
一仏両祖である
お釈迦様、道元禅師さま、瑩山禅師さま。
三尊を礼拝するということは
多くの祖師さま方をも礼拝するとともに
その行いがほとけの慈悲や光明に照らされるそのものなのです。
どうぞ日々のお参りの際には
『南無帰依仏 南無帰依法 南無帰依僧』
及び
(または)
『南無釈迦牟尼仏』(なむきえぶつ)
をどうぞお唱え下さい。

2020.04.11
【開経偈(かいきょうげ)】
お経を開くにあたっての祈りの言葉
〈原文〉
『無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうほう)
百千万劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
我今見聞得受持(がこんけんもんとくじゅじ)
願解如来真実義(がんげにょらいせんじつぎ)』
〈読み下し文〉
無上甚深微妙(むじょうじんじんみみょう)の法は
百千万劫(ひゃくせんまんごう)にも遭(あ)い遇(お)うこと難(かた)し
我れ今見聞し受持することを得たり
願わくは如来真実の義を解せん
〈意訳〉
この上なくすぐれ深くて艶やかで素晴らしい仏陀の教えはには
百千万もの長い時間をかけたとしても、めぐり出会うことは難しいです。
ですが、私はいま仏の教えを見聞きしていただくことができる機会を得ました。
願うことは、仏陀如来の説かれる真実の心、教えを明らかにできますように。
開花しました

清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
(^人^)