曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2017.08.16

無所得(むしょとく)

昨日は72年目の終戦記念日でした。

本日は、お盆最終日。東京は朝から雨ですね。
20日まで傘マーク続いてます。

無所得とは、
私たちには必ずと言って良いほど欲があります。
基本的には、食欲、性欲、睡眠欲になります。
他にも数多くの欲とは存在いたします。
ですので、欲というものは次から次へとましてしまいます。
そして、その深みにはまってしまうと、
自分をコントロールできなくなってしまうこともあります。
しかし、欲を満たそうとする気持ちの愚かさをしり
あらゆるものは、「無所得」(得るところ無し)
であることに気がつきますと、(なかなかできませんが。。)
さわやかで平穏な境地へと

ですが、欲を断ち切ろうとする努力ではないてす。
努力することも欲のひとつとなってしまうからです。

禅のことば 行事 季節

2017.08.11

お盆ですね

お盆 となりました。

お盆は年に一度、ご先祖さまをご自宅にお迎えする行事です。
帰ってこられたご先祖さまがゆったりできるように、
お仏壇を飾ったり、たくさんのご馳走を用意するということが
大切になります。または、精霊棚(しょうりょうだな)を用意します。

精霊棚には、お馴染みなのナスやキュウリで作られた牛と馬をお飾りします。
これは、来る時は 馬に乗って、早く懐かしい我が家へ
帰る時は 牛にたくさんのお土産を積み、ゆっくりおかえりください。
というお気持ちですね。
ご先祖さまを想う、私たちの優しい心のあらわれですね。

そしてお仏壇は、ご先祖さまの位牌をまつるところだけではありません。
曹洞宗ではお釈迦さまがまつられていますが「拝む人の心」も本尊さまとしての仏なのです。
皆、それぞれの心の中には「仏の心」仏心がありますように。
仏壇を拝むことは
自分の中に潜む「仏心」を拝むことに他ならないのではないのでしょうか?
お仏壇に向かってお参りする姿そのものが
六波羅蜜の布施、持戒、忍辱、禅定、精進、智慧を行じています。

仏さまに お水やお花を奉るという心は、
お布施(ふせ)=与えるということです。
そのお花は 忍辱(にんにく)=耐え忍ぶことを表したものであり
怒りや腹立ちなどの煩悩を忍耐する、心の象徴とされています。
お線香をあげるのは、精進(しょうじん)=努力すること。
お線香は一度火をつけますと、燃え尽きる最後まで持続します。
私たちも最後まで辛抱強く、努力精進する心が大切です。
お膳を供えるのは、禅定(ぜんじょう)=心の安定。
腹が減っては戦はできぬ。何よりもまず、お腹を満たすことが大切なのです。
暗闇の中(自分の煩悩や迷い)に、ホッと明かりが灯る。
その明かりが 智慧(ちえ)の灯明です。
このように、仏さまに供えるものは一つ一つ自分の心の象徴であり
左右に花と灯明、真ん中にお香、その前にお膳というように位置が決まっています。
この位置が決まっていることが、持戒(じかい)=戒律です。

仏壇に向かって 合掌礼拝することは「六波羅蜜を行ずる」ことになるわけで「修行」を行っているのです。

仏さまを拝み、先祖さまを偲び、感謝する。
ホッと心が落ち着き、心の拠り所となっています。

南無釈迦牟尼仏

禅のことば

2017.08.04

盂蘭盆とは

お盆を盂蘭盆(うらぼん)と言っております。

このお盆の語源は、
古代インドの言葉であるサンスクリット語の
「ウランバナ」を漢字に音写され
「盂蘭盆」とされているようです。

禅のことば

2017.07.24

袈裟の別名

お袈裟の別名を「田相衣」(でんそうえ)
または、「福田衣」(ふくでんえ)と呼びます。

それは、水田を模して作られたものであるからです。
良き田に良き苗を植え、良く世話をすれば、
秋にはきっと良き実りが得られるように、
道を求める志をもって一生懸命に修行に励めば、
いつの日かきっと真実の道に目覚めることがあるという意味なのです。

今日では、「木蘭色」という茶系の色が多いです。
インドに自生する木蘭樹の樹皮を染料にして染めた色のことです。

禅のことば

2017.07.23

お袈裟とは、

お袈裟の原形は、お釈迦さまがお弟子の阿難に頼みできたとされます。

それはお釈迦さまのお弟子や信者も増加したことで、一般の人との区別をしなければ、見分けがつかないという問題が生じたからともされております。

そんな折り、
お釈迦さまが旅の途中、小高い丘の上に立たれたときに、
眼下一面に広がる美しい水田を目にされました。
文献によれば「畦畔斉整(けんばんせいせい)」とありますから
田植え後しばらくしたあの青々とした景色、
しかも大小さまざまな形の入り組んだ水田風景だったかとも思います。
まさに石川県輪島市の有名な千枚田のようであり、
とても広大だったのかもしれません。
お釈迦さまはこれだと直感され
お弟子の阿難に、「この美しい田を見て多くの弟子たちのためにこのような形の衣服をつくってほしい」と
今日のお袈裟の原形は、阿難尊者のお陰なのです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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