2020.07.21
観音さまは、怖れや災難や困難に陥っている衆生を不安や恐れを取り除く存在のため、娑婆世界では「施無畏者(せむいしゃ)」と呼ばれています。「無畏」とは、不安や恐れのない状態のことを言います。
無盡意菩薩は、自分の首にかけていた金銀や宝石がちりばめた飾りを観音さまに差し出されましたが、観音さまは受け取りません。
お釈迦さまが観音さまに、この首飾りの施し供養は、無盡意菩薩や出家、在家の修行者や、天人龍神夜叉乾闥婆や阿修羅迦楼羅(かるら)緊那羅、摩睺羅伽やすべての生き物の心をくみとり首飾りを受け取るのです。と
観音さまは、その首飾りを受け取るや二つに分け、一つはお釈迦さま、もう一つは、多宝仏塔に捧げられました。
観音さまは、自由自在の力を供え持っているのでこの娑婆世界にも来ることができるのです。
無盡意菩薩はこの後の偈にて長行の内容のことを繰り返し要約したりされて述べております。
観音さまの名前と一心に称える功徳。
「念彼観音力」の言葉による十二難からの救済。
観音さまへの礼拝の勧め。
最後に地持菩薩(お地蔵さま)が観音さまの徳を讃えます。
そしてお釈迦さまが観音さまの教えを説き終えると
多くの集まっている人々が皆正しい道、悟りを求める心を起こしたのです。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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