曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば 法要

2020.04.08

釈尊降誕会

今宵4月7日満月です。

明日は、お釈迦さまのお誕生日です。

今回は頭の中でイメージを膨らませて読んでいただけたらと思います。

お釈迦さまがお生まれになった

釈迦族の国は

地方の小さい国でありましたが、

一国一城の王子になる者として生をうけました。

この国では、ところどころに池があり

そこには赤や白、黄色の蓮や睡蓮といった花が咲き乱れております。このようなキレイで美しく素敵な庭園でお釈迦さまは過ごされております。

そのお釈迦さまは、香水のような香りの良いお香を服に馴染ませ、軽くて立派なシルクの服を身にまとい、家政婦、お手伝いさん、専属のお供により白く大きな日傘のもと散歩されたり、美しい女性による音楽に耳を傾けたりといった日々を過ごされておりました。

一国一城の王子として生まれたお釈迦さまは、国民すべてによって祝福され、不自由のないとても幸せな暮らしをされておりました。

お釈迦さまをお産するためにマーヤ夫人は

釈迦国とコーリ国の中間であるルンビニー園に立ち寄られました。美しい花*花で彩られたアソーカ(無憂樹)を楽しまれた後にお産となりました。

多くの仏伝によりますと、

マーヤ夫人は白象が胎内に入るのを夢見て

お釈迦さまを身ごもり

お産されたときには

龍王が冷.熱の2種の雨を降らせ

お釈迦さまの産湯にされました。

その後まもなくお釈迦さまは

七歩あゆまれ

『天上天下唯我独尊』と宣言されました。

お釈迦さまを見られた

アシタ仙人と言う占相によれば

「王子として家にあれば徳によって全世界を征服する転輪王となるだろうし、また出家すれば人類を救う仏陀となるであろう」

といわれた。

ですが、問題は嘘か誠かではなく

お釈迦さまの偉大さが 伝えられるものでもあるかと思います。

 

残念ながら

今年の花まつりは

各寺院共に自粛されそうですね(. .)(_ _)

 

 

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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