曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば 道元さまのお言葉

2020.09.04

道元禅師さまは、詩や和歌など多くの文字を残されております。それは、父親かもしれない久我通具(くがみちとも)が、和歌どころの寄人であり、『新古今和歌集』の編集などをされていた人であった。なので幼少より自然と和歌を親しむ環境だったこと、もちろん才能も受け継がれていたのではないだろうか。と思われます。

 

『山ふかみ峯にも谷も声立て

けふも暮れぬと日ぐらしぞ鳴』

朝陽が顔を出す前より坐禅をされ

今日も充実された修行の夕刻。

坐禅中に鳴く蜩(ひぐらしのセミ)の声

声高く蜩の合唱が永平寺に響き渡っております。

一日が過ぎていく、それを惜しむかのように鳴いております。声が静まり返ったあとには、永平寺を取ります自然と共に夜を過ごしていく。

 

 

禅のことば

2020.09.03

聖地

お釈迦さまの四大聖地は知っておりますか?

先ずは、お釈迦さまの誕生された地の 《ルンビニー園》

次に、悟りを開かれた地の 《ブッダガヤ》

悟られた後、初めて説法をされた(初転法輪)地の 《サールナート》

最後は、亡くなられた地の 《クシナガラ》 です。

2年半前の写真です。

今のインドはどうなんでしょうね。

趣味

2020.09.03

趣味復活

二年近く前に通っていましたクライミングジムが閉店してしまいました。

それ以来の復活です。持久力と指の筋力など全てにおいてダメでしたが、とても楽しかったです。

趣味や目標があると日々の生活にも活力が湧きますね。

季節

2020.09.01

関東大震災

1923年(大正12年)97年前

9月1日、11時58分ごろ

震源を山梨県東部または神奈川県西部、または相模湾にて

マグニチュード7.9以上の地震が発生

死傷者は10万人を超えております。

日本での死傷者としては、今でも最も犠牲者が多い災害です。

東京を中心に火災が発生し、全犠牲者の9割の9万人以上の方が亡くなられております。

 

本日は防災の日です。

あらためて避難場所の確認、飲み水など食料と電気などの確保を今一度見直してみましょう。

 

 

道元さまのお言葉

2020.09.01

長月

九月となりました。

私たちは日頃からお線香を香炉へ立てる時には、必ず前後左右に曲がっていないか?特に左右には注意をはらい、さらには香炉の中央へ立てるように気をつけています。

 

ですが、自分自身の心の状況や状態でそれがとても難しいこともあります。心静かに1つの事に集中できれば良いのですが、心が乱れているとお線香もゆがみがちです。

道元禅師さまのお言葉にも

 

『両手に香をささげて香爐(こうろ)にたつるなり、すぐにたつべし、かたぶかしむることなかれ。』

大切であることが伺えます。

 

お線香が例え真っ直ぐに立てたとしても、香炉や燭台など周りのもの全てが真っ直ぐでないと気持ちが悪くなってしまいます。こういった具体的なかたちを整える事によってこそ、生活のありようが正されるのだと祖父や師匠、そして永平寺での修行により教わりました。

一番手前のお焼香をする香炉が曲がってしまってます。これが特に気になってしまいます。

真っ直ぐにお線香を立てる。真っ直ぐに坐る。坐禅も心身も真っ直ぐにする大切をこの九月、お彼岸月ですので共に修行していきましょう。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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