曹洞宗 常圓山 皎月院

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季節 御詠歌

2020.03.19

彼岸御和讃

皎月院先代住職
20世文乘泰明大和尚

曹洞宗梅花流詠讃歌
「彼岸御和讃」
1番
『山川険しき世なれども
仏の教えひとすじに
彼岸に至るしあわせよ
あああめつちに陽はうらら
久遠(くおん)の救いここにあり』

「山川険しき世」とは、
ここ最近の世の中のことではないでしょうか?
猛暑や豪雨による災害、暖冬にウィルス
さまざまな苦労のある人生にたとえられてます。
私たちが生きていくには
多くの苦労や困難がありますが、
お釈迦さま、仏祖の教えが私たちの道しるべとなり、
六波羅密の実践をすることにより
彼岸へと到る歩みとなるのではないでしょうか。
私たちは人として生まれ
何て幸せなんだろう。
最近では春のように暖かいひざしが降り注ぎ
桜や梅、たくさんの植物が
芽をひらき、今ここに
天地の生命がここにあらわれているようです。

禅のことば

2020.03.16

お彼岸

明日3月17日は
彼岸入りです?
そこで、「彼岸」とは
「彼の岸(かのきし)」
つまり向こう側の岸のことです。
私たちが暮らす「此岸しがん」の
(迷いや悩みの多いこちら側の岸)
向こうにある、仏さまやご先祖さまが
安らかに暮らすさとりの世界を意味します。
お彼岸の時期には仏さま、
ご先祖さまを想い
ご供養するとともに
私たち自身の生活を彼岸に近づけるよう
心がけていきましょう。

お寺には1束500円にて
お墓用の生花もございます。

旅行

2020.03.13

ハワイ平等院


初海外運転は、
左ハンドルに右側通行、
逆走をしてしまいそうでとても不安でした。

海外でも国産のSUBARUのフォレスターでした。

ドライブ

途中
ハワイ平等院へ


こちらは、
1968年にハワイへの日本人移民100周年を記念されて
日本の平等院鳳凰堂を模して造られた寺院だそうです。
民営の公園墓地の敷地内にあります。
(バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパーク)
こちらの平等院には、庭園や大きな池がある他、
鐘楼堂にはは高さ約1.5メートル鐘もありました。
永平寺など、大きな鐘楼堂を見て突いてましたので、
特別珍しくはありませんでしたが、
この鐘をつくと幸福や長寿をもたらすと言われているようです。


本堂には金箔を施した阿弥陀如来坐像が安置されておりました。

観光名所として5ドルかかります。

一歩の会 旅行

2020.03.11

ハワイ正法寺

海外宗教事情視察として
曹洞宗両大本山ハワイ別院正法寺へ

法要が終わり

御本尊さまの前にて

境内を少し案内していただき
外には
「放光地蔵菩薩」もありました。

こちらは、2013年11月
ハワイ国際布教110周年並びに
両大本山ハワイ別院正法寺
創立100周年記念慶讃行事の際
大本山總持寺江川貫首猊下が導師のもと
開眼供養されました。

大本山總持寺江川貫首猊下がご染筆の
「放光地蔵尊」と彫刻された額です。


正法寺のご住職であります駒形老師によりますと、
法事や葬儀だけでなく
お寺は、コミュニティの場所であり
毎日多くの方々が来られるそうです。
毎週曜日ごとに倶楽部、レクチャーがあり
日曜礼拝や坐禅会はもちろんのこと、
梅花講や三味線、舞踊や民謡、茶道
お琴や書道、生け花に和太鼓、公文式、ウクレレ教室などなど
様々な習い事がお寺で行われるそうです。
また、毎年盆踊りも特別にお稽古されるそうです。

納骨堂も見せていただきましたが、
多くの生花が飾られておりました。
皆さん習い事にこられた際に、お花を持ってこられるようですが、
母の日が一年で最もお花でいっぱいになるそうです。

行事

2020.03.11

東日本大震災

本日は
平成23年3月11日に発生した震災
東日本大震災から九年が経ちます。

私は当時
八王子へと戻ってくる直前でした。
水や電池などの確保がとても困難でした。
それよりも
こんなことが本州で、更には
東京近郊で起こっていることが驚き
不安や悲しさで
何をしたら良いのか全くわかりませんでした。

この時期にできました
曹洞宗詠讃歌
『道心利行御和讃』
1番
「衆生済度の誓願に 常にましますみ仏の
慈悲の光に照らされて 命耀よう嬉しさよ」

道心とは、菩提心です。
仏道を求める心です。
それは、発心(ほっしん)仏の道を歩もうと想うその心や
思い立ったその時の心です。
修行は、もちろん行うことです。
想うだけではなく行動にうつすことです。
菩提(ぼだい)は、仏さまの教え 悟りを得ることです。
涅槃(ねはん)は、悩みや苦しみの煩悩から
解放、解き放たれることです。
ですが、この一連の4つのことは、
常に繰り返されます。
それを絶え間なく続き繰り返すことが仏道修行であり
「発菩提心ほつぼだいしん」であり
「即身是仏そくしんぜぶつ」でもあります。
とても理解が難しいかもしれません。
さらには、
「菩提心」をおこしたのであれば、
『自未得度先度他じみとくどせんどた』
となるのです。
それは、
自分自身だけがさとりを得るのではなく、
私の前には、まずは他の人を救済しようとする
願いをもつことが大切なのです。

震災物故者、先祖代々
南無釈迦牟尼仏
合掌

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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