曹洞宗 常圓山 皎月院

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曹洞宗

2021.05.31

お塔婆

お塔婆とは「卒塔婆」と書き、

古代インドの言葉サンスクリット語では「ストゥーパ」と言います。

お墓に建てますお塔婆は、

頭部が独特の形をしていますが、これは宝珠・半円・三角・円・方の五輪塔を模したものです。

【空 風 火 水 地 】という、

宇宙の構成を表す五つの要素であり、仏身を表しています。

 

塔婆供養偈文

一見卒塔婆 永離三悪道

(一たび卒塔婆を見上げるものは、永く三悪道を離る)

何況造立者 必生安楽国

(何や況や造立する者は、必ず安楽国に生ぜん)

曹洞宗

2021.05.04

告諭

遅くなりましたが、

本年の曹洞宗管長による方針

告諭です。

『いま、私たちは多くの苦難に直面しています。新型コロナウイルス感染症の全世界的な拡大により、多くの尊い生命いのちが失われ、人びとは深い悲しみの中にいます。また、戦争、貧困、格差などの社会不安、近年頻発する自然災害は、私たちに大きな痛みをもたらしています。

今日こんにち、曹洞宗の信仰に生きる私たちは、どのような生き方を目指すべきでしょうか。

お釈迦さまは、人生における苦悩の中で、菩提樹のもと、坐禅を重ねられ、お悟りを開かれました。その御教みおしえは、祖師方によって相承そうじょうされ、いま、私たちもいただくことが出来ます。身を調え、息を調え、心静かに坐りましょう。仏さまの智慧と同じ正信心しょうしんじんにより、ものごとを正しく見ることが出来ます。その時、おのずから他者を思いやり助け合う慈悲のこころが育まれるのです。

私たちの社会ではさまざまな分断が現出しています。感染症の広がりにより人間関係のさらなる希薄化が進む中、いまこそ、一人ひとりが菩提心をおこし、人と人との温かなつながりを深めていかなければなりません。お互いに手を携え、四摂法ししょうぼうの「同事どうじ」のおさとしをぎょうじてまいりましょう。

すべての人びとが救われることが御仏みほとけの願いであります。

日々の生活の中で、仏さまにを合わせ、世界中の人びとが安らかに暮らせるよう祈り念じ、皆ともに菩薩行を進めてまいりましょう。』

 

合掌

南無釈迦牟尼仏なむしゃかむにぶつ
南無高祖承陽大師道元禅師なむこうそじょうようだいしどうげんぜんじ
南無太祖常済大師瑩山禅師なむたいそじょうさいだいしけいざんぜんじ

 

令和3(2021)年4月1日
曹洞宗管長 南澤道人

曹洞宗

2021.04.26

宮崎奕保禅師

平成5年9月 曹洞宗大本山永平寺の禅師さまであられました

七十七世丹羽廉芳禅師が九十歳で遷化され

次いで七十八世の貫首に就任された宮崎奕保禅師。

平成14年には

高祖常陽大師道元禅師さまの七百五十回忌大遠忌を勤められました。

平成20年1月5日に108歳で遷化され

本年、称名13回忌の年回忌です。

本日は大本山永平寺にて前日のお逮夜がございます。

明日は13回忌法要が厳修されます。

禅師さまの遺言の遺偈は

「慕古真心 不離叢林 末後端的 坐断而今」

 

 

 

曹洞宗

2021.04.18

葷酒

お寺の入り口に見ることができる石塔

「不許葷酒入山門」

これは「葷酒(くんしゅ)山門に入ることを許さず」と言い

「葷酒」とはネギやニンニク、ニラなどの匂いの強い野菜でしたりお肉やお魚、お酒のことを言います。

修行道場である寺院の中にはこのような葷酒を持ち入ることが禁止されております。

それは修行僧が修行生活の規則や規律、規範を破ってしまわないように戒めにもなっております。

また参拝に来られた皆さまにも

お参りのマナーや心得としてでもあるものと思います。

皆さまが参拝に来やすいよう

これからも努めてまいります。

 

曹洞宗

2021.04.13

告諭

曹洞宗の今年の指針である

告諭が

曹洞宗管長であられます

南澤道人猊下よりお言葉を述べられております。

 

 

いま、私たちは多くの苦難に直面しています。新型コロナウイルス感染症の全世界的な拡大により、多くの尊い生命いのちが失われ、人びとは深い悲しみの中にいます。また、戦争、貧困、格差などの社会不安、近年頻発する自然災害は、私たちに大きな痛みをもたらしています。

今日こんにち、曹洞宗の信仰に生きる私たちは、どのような生き方を目指すべきでしょうか。

お釈迦さまは、人生における苦悩の中で、菩提樹のもと、坐禅を重ねられ、お悟りを開かれました。その御教みおしえは、祖師方によって相承そうじょうされ、いま、私たちもいただくことが出来ます。身を調え、息を調え、心静かに坐りましょう。仏さまの智慧と同じ正信心しょうしんじんにより、ものごとを正しく見ることが出来ます。その時、おのずから他者を思いやり助け合う慈悲のこころが育まれるのです。

私たちの社会ではさまざまな分断が現出しています。感染症の広がりにより人間関係のさらなる希薄化が進む中、いまこそ、一人ひとりが菩提心をおこし、人と人との温かなつながりを深めていかなければなりません。お互いに手を携え、四摂法ししょうぼうの「同事どうじ」のおさとしをぎょうじてまいりましょう。

すべての人びとが救われることが御仏みほとけの願いであります。

日々の生活の中で、仏さまにを合わせ、世界中の人びとが安らかに暮らせるよう祈り念じ、皆ともに菩薩行を進めてまいりましょう。

 

合掌

南無釈迦牟尼仏なむしゃかむにぶつ
南無高祖承陽大師道元禅師なむこうそじょうようだいしどうげんぜんじ
南無太祖常済大師瑩山禅師なむたいそじょうさいだいしけいざんぜんじ

 

令和3(2021)年4月1日
曹洞宗管長 南澤道人

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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