曹洞宗 常圓山 皎月院

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お香

2020.09.07

ご焼香

ご焼香の偈文は、お香の功徳を讃歎したものです。

禅宗では、拈香ねんこう(つまみ上げる、捉える)といって、拈ずるとは香を額の辺りまで持っていきおし頂いてから炭の上にくめます。 抹香では右手である仏手の親指、人差し指、中指の三指(竜爪)でつまみ拈じます。それは竜の手爪は三本でして、更に前足三本の爪の中には水晶のような丸い玉である宝珠を持っています。お香とはそれほど尊く大切なものであります。

お焼香は香食とも言います。

一片の薫りたかい沈香を焚き、その薫香によって

光明雲台の世界におられる無量の仏さまに

宝珠のような最高の食事をお供えする。

その行いは、生きている私たちのできる最高の功徳でもあると信じてます。ですのでこのような功徳を積む事が仏道修行であり、自分が亡き後も必ずや仏さまに導かれることと思っております。

 (柴又、帝釈天にて撮影のもの)

ご焼香の2回目は従香(じゅうこう)と言いますが、この時には香は頂きません。そえるだけです。

最後には必ず合掌低頭(一礼)を忘れずにお願い致します。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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