曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2021.08.07

手を合わせてしまう

今年の8月6日は

広島へ原子爆弾が投下され76年目となりました。

核兵器廃絶は永久の平和を求める私たちの切なる願いであり、戦争とはあってはなりません。

皆が平等に幸せになるために生まれてきたこそだからです。これからも笑顔でいられるように心から哀悼の意を表します。

 

 

夏の空

平野台地からのぞむ山々の荘厳な姿は、

季節ごとに美しく人々を魅了してやみません。

荘厳とは

美しいばかりではなく威厳があって気高いことをいいますが、

仏教の言葉では荘厳をそうごんではなく【しょうごん】と読んでおり対象が違います。

荘厳とは、仏さまのおられる場所のお堂の中にある飾りを指します。

古いサンスクリット語ではアランカーラやヴューハのと言い、装飾や配置を意味する語でしたが、漢訳後に堂舎や国土などを飾ることとと意味が変化しております。

今では、仏前の飾りの総称で、荘厳具ぐといえば仏前を飾る物となっております。

ですが、

立派な山も荘厳を感じさせるように、私たち人にも荘厳さが大切です。

人に美しさ、気品を感じるのは、人格からあふれ出る顔や仕草などの表だったものです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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