曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2020.05.16

十三仏10

今回は、三回忌・大祥忌(だいじょうき)の仏さま

『阿弥陀如来』さまです。

テレビドラマなどの1シーンで、亡き人を偲ぶ際や、お仏壇や墓前にて

「なんまんだーなんまんだー」

と手を合わせている場面がありますが、

これは「南無阿弥陀仏」となりまして

阿弥陀如来さまへのご挨拶になります。

七七日大練忌の仏さまの薬師如来さまは、東の果てに住まれ

現在利益の仏さまですが、

阿弥陀如来さまは、逆の西方の果て

西方極楽浄土と言われる世界に住まわれます。

私たちが亡くなった後に、この極楽浄土へとお導きいたしてくださる仏さまです。

亡くなった人を迎えに行くことを「来迎(らいごう)」と言いますが、

手のかたち(来迎印)が9種類もあります。

曹洞宗で教えております坐禅での手の組み方に似ているタイプ(上品)や

親指と人差し指、または中指に薬指とそれぞれ触れ合う程度くっつけるタイプ(中品)

そして(中品)の手のかたちを下の位置でおこなう(下品)

正式には、「九品来迎印(くぼんらいごういん)」と言うようです。

説明は、難しいのでぜひいろいろな阿弥陀如来像を見てください。

 

阿弥陀如来さまの呪文みたいな真言は、

【おん あみりた てーぜい から うん】

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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