曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2017.07.13

お盆

「お盆」は地域によって異なりますが、
7月もしくは8月の13日から16日にかけての期間を指します。
お盆の間はご先祖さまや身近な亡き人たちが
親しかった人のもとへやって来てともに過ごすとされています。

「盆踊り」もこの時期の風物詩。
亡き人を供養するために踊ったとされます。

皎月院では7月16日に、盂蘭盆会の法要を行います。
『仏説盂蘭盆経』によれば、
お釈迦さまの弟子の目連尊者があの世で亡き母が
食事を摂ることができずに苦しんでいるのを救うため、
雨期の修行期間を終えた僧侶に食事を捧げたことに
始まるとされています。

亡き人やご先祖さまを供養することが、お盆の主な目的ですが、
それだけではなく、「行見玉」(いきみたま)といい、
親へ贈り物をしたり一緒に食事をしたりと、もてなす風習があります。
ですので、お盆は
生き者と死者、そして、家族と縁者をつなぐ大切な機会でもあります。

お世話になった方を想い、
今、生かされているご縁のありがたさに感謝して、お盆を迎え、
皆さまとともに幸せに暮らせるように祈り、
感謝を持って供養しましょう。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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