曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2017.01.28

四無量心(しむりょうしん)

四無量心(しむりょうしん)とは、「慈・悲・喜・捨」を言います。〈四つの広大な心・はかりしれない思いやりの心〉

・慈ー友愛の心。これを修めると貪りの心を断つことができる。

・悲ー他者の苦しみに対する同情。これを修めると瞋(いかり)の心を断つことができる。と

・喜ー他者を幸福にする喜び。これを修めると苦しみを断つことができる。

・捨ーすべてのとらわれを捨てるたいらな心。これを修めると、恩と恨みのいずれに対しても、かたよらず平らに見ることができる。

二字にすると、

『慈悲』ー仏さま菩薩さまが衆生をあわれみ、慈しむ心。全てに対する愛情。

『喜捨』ー喜んで財宝を施し、与えることを喜ぶ。

仏さまの教えでは、思いやりの心とは、ただ行い、見返りを求めないということに尽きます。

きっと私たちの心の中には自然と備わっていることと思います。

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皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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