曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

禅のことば

2020.05.18

十三仏11

年回法要では、三回忌・大祥忌(だいじょうき)の次は

七回忌・休廣忌(きゅうこうき)です。

七回忌を迎えるにあたり故人を見守って下さる仏さまは

『阿閦如来(あしゅくにょらい)』さまです。

阿閦如来さまは、あまり見聞きしない仏さまですが、

薬師如来さまと同じく東方に住まれ

密教では大日如来【法界体性智(ほっかいたいしょうち)】の

五つの智慧を表す五智如来の一仏でもあります。

「揺るぎないもの」として物事に動じず迷いに打ち勝つ心、

意思の強さを授けて下さる仏さまであり、

大日如来の智慧をも具現化している仏さまです。

皎月院では阿閦如来さまの智慧の字を卒塔婆の頭に【大圓鏡智(だいおんきょうち)】と書き入れております。

これは、清らかで純粋な心が、森羅万象の真実の全てを映し出す悟りと智慧の鏡という意味です。

阿閦如来さまの呪文の言葉である真言は、

【おん あきしゃ びや うん】

 

皎月院住職が彫刻された阿閦如来さま

禅のことば

2020.05.16

十三仏10

今回は、三回忌・大祥忌(だいじょうき)の仏さま

『阿弥陀如来』さまです。

テレビドラマなどの1シーンで、亡き人を偲ぶ際や、お仏壇や墓前にて

「なんまんだーなんまんだー」

と手を合わせている場面がありますが、

これは「南無阿弥陀仏」となりまして

阿弥陀如来さまへのご挨拶になります。

七七日大練忌の仏さまの薬師如来さまは、東の果てに住まれ

現在利益の仏さまですが、

阿弥陀如来さまは、逆の西方の果て

西方極楽浄土と言われる世界に住まわれます。

私たちが亡くなった後に、この極楽浄土へとお導きいたしてくださる仏さまです。

亡くなった人を迎えに行くことを「来迎(らいごう)」と言いますが、

手のかたち(来迎印)が9種類もあります。

曹洞宗で教えております坐禅での手の組み方に似ているタイプ(上品)や

親指と人差し指、または中指に薬指とそれぞれ触れ合う程度くっつけるタイプ(中品)

そして(中品)の手のかたちを下の位置でおこなう(下品)

正式には、「九品来迎印(くぼんらいごういん)」と言うようです。

説明は、難しいのでぜひいろいろな阿弥陀如来像を見てください。

 

阿弥陀如来さまの呪文みたいな真言は、

【おん あみりた てーぜい から うん】

 

 

禅のことば

2020.05.14

十三仏9

今回は、一周忌・小祥忌(しょうじょうき)の仏さまです。

阿弥陀如来さまの両脇におられる一人の観世音菩薩

そのもう一方の脇侍におられるのが『勢至菩薩(せいしぼさつ)』です。

阿弥陀三尊で有名なのは、京都の三千院です。

脇侍の観世音菩薩と勢至菩薩の坐り方がレアだと思います。

正座のようにみえますが、少しお尻を浮かせた大和坐りという姿勢です。

勢至菩薩さまですが、単独でいることはほとんどありません。

智慧の光ですべてを照らし、私たちを迷いや苦しみからお救いくださる仏さまです。

姿勢菩薩さまの真言(呪文)は、

【おん さん ざん ざん さく そわか】

 

一周忌・小祥忌(しょうじょうき)を初めてされたのは

紀元757年に聖武天皇でした。

1,500名もの僧侶が集まったとも記録があるそうです。

 

 

 

 

禅のことば

2020.05.13

十三仏8

今回は、百ヶ日 卒哭忌(そっこくき)の仏さま

観音さまと呼び親しまれている『観世音菩薩』です。

みんなから愛される観音さまの魅力は、優しいまなざしだと思います。

その見た目からも伝わってくるように、“慈悲”が観音さまのご利益です。

平穏なこころを意味する合掌印(両手を合わせている)

この姿の観音さまが一番なじみがあると思います。

私たちは、仏さまにお参りするときや、

ものごころつく頃から「いただきます」の食事や

「ありがとう」「ごめんね」のときなどの自然にしてしまう合掌印。

観音さまは、静かな心で、広く世の中の声をまるで観ているように

聞いてくださっております。そのために、

いろいろな人に合わせてそのお姿を変えております。

如意輪観音さまは、どんな願いもかなえることができる玉「如意宝珠(にょいほうじゅ)」を持っていたりします。

(川崎市麻生区戒翁寺さま 住職の実家)

他に聖観世音菩薩、十一面観音、千手観音、馬頭観音、不空羂索観音

六観音さまにより六道に迷う衆生を救うという考えもあります。

八王子髙乘寺さま 皎月院住職による彫刻

岡山県洞松寺さま 曹洞宗の御詠歌は梅花流と呼びます

大本山永平寺東京別院長谷寺さま

水瓶(すいびょう)の功徳水を持っております。

 

 

観音さまの呪文のような真言は

【おん あろりきゃ そわか】

季節

2020.05.12

看護の日

今日は何の日?

本日5月12日は「看護の日」です。

1920年(大正9年)にイギリスの看護師フローレンス・ナイチンゲールの生誕日に因んで制定されたそうです。

日本でも1990年(平成2年)に制定されました。

また、永平寺「胡麻豆腐の日」でもあるそうです。

1888年(明治21年)創業された

福井県曹洞宗大本山永平寺御用達でもある株式会社團助(だんすけ)により

2017年(平成29年)に制定されました。

日付の5をごま、12をどうふ

と語呂合わせで読むようです。

永平寺では毎朝玄米のお粥をいただきます。

その一品にすりごまが付きます。

胡麻は、修行僧たちには重要なタンパク源です。

お豆腐も同じく大切なタンパク源なのです。

精進料理と言えば?と聞きますと

ごま豆腐が入ると思います。

修行僧の日々の食事では口にすることはありませんが、

手間を惜しまない料理として

〝おもてなし″の一品としての精進料理です。

八王子市仏教協会主催の成道会での

参加者との会食内容です

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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