曹洞宗 常圓山 皎月院

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季節

2023.09.28

中秋の名月

まもなくむかえる今年の9月29日は

両祖忌と中秋の名月です

(中秋の名月は本来旧暦の8月15日となります)

皆さまの「~~の秋」と言えばなんでしょうか

食欲やスポーツ、読書、睡眠、芸術など

の秋と言いますが

私はスポーツの秋です

今年は野球にバスケットボール、バレーボール、サッカーに陸上、水泳、柔道

そして明日は、ラグビーですね

早朝サモアと対戦楽しみです

そして秋の月と言えば中秋の名月となりますが

月の呼び名も本当沢山ありますね びっくりしました

新月、三日月、上弦の月、十三夜、小望月

十五夜(満月や望月)、十六夜、立ち待ち月の十七夜

居待ち月の十八夜、寝待ち月の十九夜

下弦の月、有明の月などがあります

新月から、どんどんと光満ちてゆく月

満月からうつろいゆく月

今年は眩くやさしい光に満ちた名月は見えるだろうか

明日は、満月と中秋の名月が重なります

次回は2030年予定だそうです

 

曹洞宗 瑩山さま

2023.09.27

両祖忌

お彼岸期間も終わり

間もなく9月29日は両祖忌です

曹洞宗 大本山永平寺御開山である高祖承陽大師こうそじょうようだいし(道元禅師さま)と

總持寺御開山である太祖常済大師たいそじょうさいだいし(瑩山禅師さま)

の御命日になります

陰暦では道元さまは1253年8月28日に

同じく陰暦では瑩山さまは1325年8月15日です

ですが、陽暦では同じ9月29日なのです

私が永平寺に修行し2年目の平成14年は道元禅師の750回忌でした

そして来年の令和6年は瑩山禅師さまの700回忌になります

 

行事 季節

2023.09.23

お彼岸

今日23日はお彼岸のお中日でした

お彼岸は特に仏道修行を実践しましょうという期間でもあります

それは「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という

6つの行いです

普段の生活でもできる内容ですし

もしかしたら実践している方ばかりなんではないでしょうか

・布施 ・持戒 ・忍辱 ・精進 ・禅定 ・智慧

 

見返りなんて求めず施し(生花やお供物を供える)

ルールや規則、モラルなどを守り

我慢や耐え忍ぶ必要があるときはしっかりと開花の時を待ち

日々しっかりと生命を大切にしながら

心穏やかに安心(あんじん)を求め

自分を輝かせる教えを学び磨いていきましょう

 

お彼岸中でのお仏壇やお墓の清掃をして

生花や故人の好きだった物を想い起こしながら供え

香りの良いお線香を手向け

心静かに掌を合わせる

(故人へ語りかけることもきっと嬉しいでしょう)

これこそ大切な行いです

川崎市麻生区

戒翁寺の坊塔は五輪塔です

季節

2023.09.22

藤袴

藤袴(ふじばかま)という

キク科の植物で、秋の七草の1つになりますが

今回このフジバカマを使って

薫物の煉香の調合をしてみました

↑の写真の上部が藤袴です

フジバカマは秋の七草ですが

秋の七草は他に

・萩はぎ

・尾花おばな(ススキ)

・葛くず

・撫子なでしこ

・女郎花おみなえし

・藤袴ふじばかま

・桔梗ききょう

になりますが、春の七草に比べ知られておりません

(私もわかってませんでした)

覚え方としては、五七五のリズムで覚えるなら

「ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコ」と

または、それぞれの花の頭文字をとって

「おすきなふくは」とか

「はすき(ー)なおふく(ろ)」の語呂で覚えれば良いかもしれません

藤袴は、実は準絶滅危惧種に登録されるほど減少している花です

春の七草のように食べたりはしませんが

秋の七草は

お盆に桔梗、お月見には萩や尾花

藤袴は芳香や入浴剤で使います

葛は葛湯ですね

撫子と女郎花は

何だったかな

 

季節

2023.09.20

秋彼岸

本日20日より彼岸入りです

ことわざに

『暑さ寒さも彼岸まで』

とありますが、今年はまだまだ30℃以上の酷暑が続いています

ですが、彼岸花はしっかりと咲き始めてました

彼岸花の別名が1000以上もあるというのには驚きます

一番聞く名は「曼珠沙華まんじゅしゃげ」

これはサンスクリット語では

天界に咲く花という意味だそうです

赤い彼岸花は一般的ですが

白い彼岸花も目にします

白なので「シロバナマンジュシャゲ」だそうです

黄色い彼岸花は「ショウキズイセン」

また学名の「リコリス・ラジアータ」から「リコリス」とも呼ばれてます

赤い彼岸花の花言葉は「悲しき思い出」

白い彼岸花の花言葉は「また会う日を楽しみに」だそうです

やはりこの時期のお花なんですね

今日も暑い中お参りに来られた方々お疲れさまでした

 

この墓地は

戒翁寺の開基である

冨永重吉、妻、子供2人のお墓です

それぞれ五輪塔になり、早野の領主でもあった重吉の五輪塔は全てが1つの石で造られております

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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