曹洞宗 常圓山 皎月院

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道元さまのお言葉

2020.12.06

真っ直ぐする

坐禅は、ゆっくりと呼吸をしながら

身体を真っ直ぐに調えること、

心を真っ直ぐに調えること、

身も心も一体に真っ直ぐに調えることです。

『正法眼蔵』「三昧王三昧」では、

『結跏趺坐は、直身なり、直身心なり、直仏祖なり。

直修証なり、直頂にんなり、直命脈なり。』

と、坐禅を、「直」の一字で説かれてもいますが、

身も心も一体に真っ直ぐにすることであります。

真っ直ぐとは、簡単なようで簡単ではありません。

お線香を真っ直ぐに調えること差すのは私の力量ですが、ご本尊さまを中心にしますと、お供えのお花やお供物が左右対称でなかったり、お位牌や遺影が曲がっていたり、向きが揃っていないだけでも気になってしまいます。

最近では、パソコンや携帯電話の仕様によって私たちの身体がしっかりと真っ直ぐに伸びていないかもしれません。

前屈みや首の前傾、猫背や肩がまるくすぼんでしまったりと、

意識して深呼吸することもとても大切です。

胸を張って身体を真っ直ぐにすることにより

真っ直ぐに沢山の呼吸ができるかと思います。

ぜひ意識してやってみましょう。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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