2023.02.10
お釈迦さま35歳の12月8日に成道されてから
45年間多くのお弟子に御説法され80歳を迎えられた
最後に留まっていたとされる霊鷲山を後にし
ガンジス川を渡り向かった先は
生まれ故郷のルンビニー
だが、老いと衰弱、そして病を患ったお釈迦さまは近くの村へ
そこで鍛冶屋の純陀(じゅんだ)という人物から食事の供養を受けました
それにより腹痛と下痢に侵されさらに死期がせまることとなります
(その食事はキノコとも言われております)
旅をさらに続け進まれましたが
クシナーラ近くの河のほとりに着かれると
従兄弟でもあった十大弟子多聞第一の阿難に
「私のために二本の並んだ沙羅の樹の間に、頭を北に向けて床を用意してくれ。アーナンダよ。私は疲れた。横になりたい」と
床についたお釈迦さまはお弟子さんたちへ
「皆の修行僧たちに告げよう
『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成させなさい』と」
お釈迦さまは最後の説法として
自らの死をとおして
この世の中は皆無常である
成道し悟られた私(釈尊)でさえ死を迎えるのだと
お釈迦さまはこのようにも教えを遺されてます
「この世で自らを島とし、自らをたよりとして、他人をたよりとせず、法を島とし、法をよりどころとして、他のものをよりどころとせずにあれ」
お釈迦さまが最後に私たちへお伝え下さいました
これを日本では「自燈明、法燈明」の教えとしています
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
(^人^)