曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2021.09.25

有り難い

「人は生まるるは難く、いま生命あるは有り難く

世に仏あるは難く、仏の教えを聞くは有り難し」

パーリ『法句経』

(人間として生まれる事はとても難しく、今の生命あるという事はとても有り難く、この世に仏さまが存在する事は難しく、仏さまの教えを聞くことができるのはとても有難い)

私たちの人生は全くもって思い通りには行きません。それにより、悲しみや苦しみに悩んでしまいます。

「安心」と言う言葉がありますが、仏教では「あんしん」ではなく「あんじん」と読みます。

それは、迷いがない境地であることです。

その為には、智慧を積み重ねること。悲しみや苦しみを智慧により喜びと受け止める事が出来るようになれる。その境地が「安心」なのだと思います。

智慧を備えるには自分一人ではなく、良い御縁に恵まれることも大切です。

難しい世の中であるからこそ

常に「有り難い」、「ありがとう」と思える気づき

そのような心が必要なであり、思えることにより「安心」を得る生き方なのかもしれませんね。

南無釈迦牟尼佛

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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