曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2021.04.29

四摂法

四摂法(ししょうぼう)とは
人々を仏道へ導くための具体的な行動を言い
それは布施・愛語・利行・同事の四つを言います。

 

利行とは、人々に利益(りやく)を与えるおこないであり、生きとし生けるものへ仏さまの恩恵を与え正しい道にすすめる事です。それは、自分の利益を優先するのではなく、相手の幸せを願い喜びを得ることが出来るのであれば、それは自分の喜びや幸せにもなります。

同事とは、事を同じくする。自分も他の人々も共に区別しない。思いやりの姿勢や思いやりの心、慈悲の心などの通い合わせていこうとすることです。

 

四摂法とは、一つ一つではなく

布施が言葉となると愛語となり、人のために行うと利行になり、互いの立場を認め合い、相手に合わせようとすることが同事となります。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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