曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2020.11.15

折水

折水(せっすい)とは、

食べ終わった器にお湯を入れ器を洗います。

その洗い終わった水のことを言います。

洗い終わった水には、少なからず食事の残りが溜まります。この残り水や物も粗末にせず河山の生き物へと施します。

この水を回収する際にお唱えします

折水の偈文があります。

『我此洗鉢水(がしせんばっすい)  如天甘露味(にょてんかんろみ)  施与鬼神衆(せよきじんしゅ)  悉令得飽満(しつりょうとくぼうまん) 唵摩休羅細娑婆訶(おんまくらさいそわか) 』

【我が此の鉢を洗いし水は、天の甘露の味の如し、鬼神衆に施し与えて、悉く飽満を得せしめん

唵摩休羅細娑婆訶は、[真言]であります。

オン(帰命) マクラ(吉祥) サイ(至極) ソワカ(円満・成就)】

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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