曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2020.09.19

彼岸入り

本日お彼岸の入りとなりました。

朝から多くの方々がお墓参りに来られました。

お彼岸は、お中日の秋分の日の前後三日間

計一週間です。

彼岸という言葉は、インドの古い言葉のサンスクリット語で

「パーラミター」から出てきたものです。

この言葉の意味は、「彼岸にいたる」ということです。

私たちのいる世界は悩み苦しみの岸、「此岸(しがん)」と呼び

川をはさんで反対の岸

仏さまの悟りの世界を「彼岸」と呼びます。

言葉はインドから使われているのですが、インドや中国でも

彼岸会法要が行われた記録はないようです。

ですのでお彼岸は日本独自の行事です。しかも年二回のお中日は祝日です。

昭和23年(1948)に制定された「国民の祝日に関する法律」において

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」

秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ」

ための日としています。

明治初期から昭和22年までは、

春季皇霊祭、秋季皇霊祭と言って

歴代の天皇や皇族を祀る祭日でした。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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