曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2020.08.13

施餓鬼(せがき)

この言葉は

人権として問題が有りますので今では使用しておりません。

今は、『施食』としております。

字のごとく、「食を施す」です。

『餓鬼』とは、仏教での六道輪廻の世界、

六道、六趣の一つとされておりますが、

六道とは、

1、地獄ー自らの悪い業、行いによって苦しみの状態

2、餓鬼ー足ることを知らず欲求不満である状態

3、畜生ー愚鈍で、他のことを考えず、生命の本当の尊ささえも知らず、考えない状態

4、修羅ー不安一色。気持ちが落ち着いていない状態

5、人間ー苦楽があいなかばで、自他ともに無関心な状態

6、天道ーしあわせ絶頂であり、有頂天にもなっている状態

このように六道とはありますが、

本質的には、人間である私たち一人ひとりの内面に起こる、いろいろな心理状態を具現化されたものであります。その心理状態を正すのが坐禅なのかもしれません。

 

また、お釈迦さまや道元禅師さまは

霊魂であったり、死後の世界などの具体的なもの、実体視したものとしては説いておらず、

それよりも

むしろ今、この世での生き方を説かれております。

ぜひとも今がどうあるべきなのか、

偏らずに、しっかりと自分を落ち着いて見ながら

仏の道としての行いをしていきましょう。

札幌の浄國寺さまにて

六道を救ってくださるお地蔵さま。

南無地蔵菩薩

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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